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「二本の木」 [ココロノイロ]


♪ 幸せ~って何だ~っけ、何だ~っけ ♪  って歌うのはさんまチャンだけど

私が時に立ち止まりふと考えてしまうのは 「夫婦って何なんだろう・・・」 ってこと。

周りのどの夫婦を見ても、人がひとりひとり全く違っているように

同じ形の夫婦などひとつとしてないのだ。

十人十色、十組十色、千差万別、本当にいろいろだ。

   

「夫婦って何?」 

このことを強く強く意識させられたのは、やはり夫の両親の姿(形)を見たからだろう。

自力歩行が困難になっても、義母のことを追い出してまでも、行きたい場所があったらしい義父。

自分の妻を何だと思ってたのだろう・・・ そこに愛は、絆はあったのだろうか・・・

   

モデルはいくつもある。

我が両親や兄弟夫婦、親戚のおじ・おば夫婦たち、仕事先で垣間見る利用者さんやそのご家族夫婦、

新しい所では息子たち若夫婦などなど。

 
  
今までに書いた当ブログ夫婦ものあれこれ・・・・・・
    

   「夫の両親」  「夫婦のかたち」  「夫婦のかたち(私の両親)」  

   「最期の3日間に想いを寄せて・・・」  「脳性麻痺のご夫婦」

   「奇跡の夫婦愛(TV)」  「山で最期を迎えたい ある夫婦の桃源郷」

  

夫婦歴約30年の今の私が常々感じているのは「運命共同体」であるということ。

それ以上はよくわからない。

同じ夫婦であっても、その形は様々な変貌を遂げるし。

先日訪問した姉のところでも、姉夫婦が確実に夫婦としての新しいステージに入った・・・

と感じるものがあったし。

 

そんな中、9日の夜・・・

ソファーで爆睡している夫の手からTVのリモコンをそっと抜いてチャンネルを変えた。

NHKでやってたちょっと風変わりな番組が目にとまり、すぐに引き込まれていった。

ある夫婦が綴った日記を朗読という形で構成したドキュメンタリー番組「二本の木」だった。

(詳しくはこちらでどうぞ)

   

[TV]再放送の予定 [次項有] 1月30日(土) 16:45~18:00 (NHK総合)

  

「北見で巡り会った時が運の尽きね。」

私が感じる「運命共同体」と似た感覚なのか・・・

巡り会った時が運の尽きだったのか・・・

[グッド(上向き矢印)]ととるか[バッド(下向き矢印)]ととるかで、その意味は大きく異なるものになるのだろう。。。

  

  

** 追記 **

 

<爽さんが千緒さんに送った約束の祈りの言葉>

 私を人間としてこの世に送り出して下さった創造主にお願いします。

 私が今までに知りつつ犯した罪、又、知らずに犯した罪のすべてを許して下さい。

 この苦しみから解き放ち、私が帰って行くべき所に迎え入れて下さい。

 主よ、憐れみたまえ。

 主よ、導きたまえ。

  

 「明るい方へ進んでゆきなさい!」

 「輝く光の方へ行くんだよ~」

 


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hana2009

私が病気になってしまってからは、我家も生活が以前とは違ってしまっています。
夫の休日=私の外出日ですから、週末は夫婦でべったりして入るものの・・・平日の夜に一緒なのは、食事とお風呂だけ。
寝室も別ですし、テレビや音楽の好みも違いますから、二人暮らしでもお互いにほとんど干渉することはほとんどありません。

30年も経つと夜は別居って結構多いみたいですけど・・・私と同い年のお姉さん夫婦のPekoさんが感じられた夫婦としての新しいステージに入ったって、どういう事なのでしょう?

血のつながりのない家族、一番の理解者であり、その反面最も手厳しい相手でもある。
やはり、運命共同体ってところですね。でも二人しかいないのだから、出来たら仲良しでいたいものですね。
by hana2009 (2010-01-14 17:19) 

Peko

※hanaさん、週末べったり^^&食事とお風呂が一緒・・・
これだけで十分なようにも思えますが?^^

先日義母と電話で話してる時に義母から
「お風呂も一緒に入ればいいのに」って言われて、(◎.◎;)ぎょっ!っとしました。
「お背中流しましょうか~って、入ればいいのよ。入り方知らないんだったら
教えてあげようか?」とまで。(爆)
「そんなの、ほっとけーーー!!」って言いたいのを抑えて
「お母さまにお任せします~~」って言っときました。^^v

昨年秋、体調を崩して寝込んだ時にはしばらく家庭内別居生活でしたが
これが結構居心地がよかったりして、新しい発見でしたね。^^v

姉夫婦・・・なんていうのか、私には、義兄の中での姉への理解度が深まったように感じられたのです。
それは義兄もはっきりと言ってましたね。
「今まではどうしてそんな考え方をするのかがわからなくて怒ってたけど、なんとなくわかってきた・・・」って。
姉も「前は怒られてばっかりだった」って。^^;
今回は姉が言ったことに対しても、義兄がそんな姉をちゃんと理解しようとしてる姿勢が見られて、ちょっと嬉しい光景でした。

結構凝り固まった考えを持ってる義兄なので、姉も大変だったと思うけど、今回はそんな二人を見て「おっ!なんだか新しいステージに入ったな・・・」
って感じたんです。^^v

我々も一番手厳しい相手であることには大きく頷けますが、一番の理解者かどうか・・・そこんところはチト怪しいかな?お互いに。^^;
我が家はまだまだこれから・・・ってことでしょうか。。。

結婚直後に「阿吽の呼吸でわかれ!」って夫に言われ
「言われないとわかりません!」って言えなかった私・・・
今じゃ「言われてもわからん!」てことも多くて・・・トホホです。。。
by Peko (2010-01-15 17:19) 

しの

実をいうと私はかれこれ10年ぐらい、別れることを前提に生きてきました。
『一人で生きていくため』これがそもそもヘルパー資格を取ろうと思ったきっかけです。
ですが3年前家を買って母を看ることになり、いよいよ別れにくくなっていると感じています。

こんな状況ですから、(家を買うことを)よく主人がOKしたと思いましたが、最初から「自分の母を(私に)看させる」という目論見があったんだと思います。これで島に帰らなくていいんだったら言う事無いんですけど。
冠婚葬祭その他もろもろのうるさい超田舎ですから「本家」という看板が重いんです。親の代が死に絶えても多分大変だと思う。

そうなる(島に帰らなくてはいけなくなる)前になんとか縁を切りたいと思うのだが・・・・とりあえす福岡に家があることでちょっと心に余裕ができた気がします。


by しの (2010-01-16 09:17) 

綺華

いつもポチ逃げでゴメンナサイ。
でも記事は全部読んでます(*^^)v

うちもさんざん別れる別れると騒いでいたけど(私だけ)
私が病気になり、入院・手術をして、それでもまだ完治とは行かなくて
人工股関節にする勇気もなくダラダラと病院通いを続けている内に
少しずつ夫が変わってきました。

夫婦ってホント【こんな関係】だって一言では表せないし、ひと組ひと組の
それぞれの夫婦のかたちって違うんだなぁと思います。
長男にホッとしたのもつかの間、今また次男と闘争中(^_^;)
親子関係にもまだまだ悩みがつきませんが、夫が理解してくれるように
なったことで1つ肩の荷が降ろせたような気がしています。

Pekoさんちもご夫婦仲良く(?)お出かけする記事が増えて
ほほえましくも時折爆笑しながら(いろんな意味で)
読ませていただいています。

by 綺華 (2010-01-16 10:39) 

Peko

※しのさん、いろいろと考えることがたくさんおありだろうとお察し致します。
でもでも、私の勝手な感想なんですけれど、そういう想いで10年間を過ごされてきたとしても、今のしのさんは、周りの状況次第では別れなくてもいいかなぁ~って思ってらっしゃるようにも感じるのですが・・・
(全くの的外れだったらごめんなさいね。)

「超田舎」の「本家」は我が実家も同じ。
ただ私は兄夫婦に感謝するのみなのですけれど。^^;
「島」では更にすごそうですね・・・

何より私はご主人に、しのさんへの「感謝」の気持ちを表して頂きたい!と心の中では願っているのですが・・・^^;
(男というのは大昔の時代からマンモスを倒して肉を持って帰ることしか頭にないそうなので、そういうもんだと思ってた方がいいらしいという話を「徹子の部屋」で言ってて頷ける部分もありましたが^^;)

しのさんの心に少し余裕ができてきた今、また何か新しい道が拓けてくるといいですね。
by Peko (2010-01-16 16:00) 

Peko

※「二本の木」のリンク先が表示されなくなっていましたので、変更しました。
by Peko (2010-01-16 16:03) 

Peko

※綺華さん、ポチ逃げでも全く問題ありません~気にしないでね。^^
全部読んでくださってるというだけで感激です♪^^v

綺華さんのところも変わってきてるのがブログを通して感じられて今後が楽しみですが^^、私の方もご存じのように(^^;)、紆余曲折ありながらの今なので、これからもなんとか乗り切って新しいステージへと進んでいきたいと考えています。^^v

この記事を書いてから気が付いたんだけど・・・
「ある夫婦の桃源郷」のご夫婦には言葉は必要じゃなかったですね。
言葉はなくともその生き方・存在だけで分かりあえてた夫婦に思えました。

「二本の木」のご夫婦もそうなのかもしれませんが、それを「言葉」で更に綴り、「言葉」で残した・・・という点では対照的なのかしら?とも。

どちらもいろんなことを考えさせられるドキュメンタリーでした。

>ほほえましくも時折爆笑しながら・・・
こういう感想、とーっても嬉しいです!!^^v
by Peko (2010-01-16 16:42) 

Peko

※yutakamiさん、いつもありがとうございます♪^^
by Peko (2010-01-16 16:47) 

小萩

こんにちは。お久しぶりです。
さっき、偶然TVをつけたら「二本の木」を再放送していました。最後の30分くらい観ただけでしたが・・・。最初から見たかった!

哀しいドキュメンタリーでしたが、あんなふうに、寄り添って仲良く人生を終えることができたらいいなぁとまだまだ新米夫婦のワタシは感じました。

by 小萩 (2010-01-30 18:32) 

Peko

※小萩さん、こんにちは~♪^^ 来てくださってありがとう!
小萩さんも観られましたか~その後半だけでもいろんなこと考えさせられますよね。

こんなにもお互いを想い合って、寄り添っていけるって、素晴らしいご夫婦ですよね。
「爽さんの貴重な時間が・・・」
「あなたと一緒にいることが一番貴重なんでしょ」
涙が出ます。

息子たちとの事実上のお別れや、最後の祈りの言葉も心に沁みました。
宇宙へのレバーを引く時、私は自分で決定できるだろうか・・・とも思いました。
一日一日を大切に生きなきゃ・・・とも思いました。
by Peko (2010-01-31 09:53) 

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