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プールの監視で思い出したこと・・・ [ココロノイロ]


プールでの痛ましい事故・・・

母親の目の前で起こったことを考えると

言葉も見つからない。

 

そして、わが子供たちが小学生の時に感じたことを私は思い出す。

 

子供が小学生の時の夏休み。

もう10年以上も昔のことだが・・・(汗)

学校のプールが開放され、PTA活動のひとつとして

保護者がプールの監視を手伝うということをしていた。

転勤族だったので、小学校は複数経験させてもらった。

そこで感じたのは、同じプールの監視と言っても

三者三様、三校三様、学校によって、かなりの違い・温度差があるということ。

 

初めての小学校ではかなりの危機感・緊張感を持って、監視に当たった。

この小学校では夏休み前に消防署の人を招いて

救命措置などの講習会を開いてくれた。

プール監視をする親は必ず参加しないといけなかった。

アルバイトの若いお兄さん監視員と、4人の保護者で監視をしたと思う。

事前の講習会やマニュアルが書かれたプリントに従って、

親は四隅に立って、隣接する2辺を重点的に見る・・・ということだったと思う。

服装はいつでもプールに飛び込める服装で・・・ってことだったので

Tシャツにバミューダの下には水着を着ていた。

帽子や日傘で暑さ対策をしていたが、

監視中は親同士でおしゃべりなどしてる状況ではなかった。

 

が、次に転校していった小学校では全く違っていた。

講習会などもないし、当番の日に参加して驚いたのは

親がプールサイドの日陰でおしゃべりをしている状態だった。

学校によってこんなにも違うのか・・・と驚き

こんなんで大丈夫なんだろうか・・・と不安が過ぎったものの

半分はプールサイドでうろうろしながら子供の様子を見つつ

半分は日陰でおしゃべりにも参加するということをした私。

 

こういう状況でのプール監視が数年続くと、

次第に疑問にも思わなくなり、前の学校に比べて楽でいいなぁ・・・とすら思ってしまった私。

人間、そういう状態に慣れてしまうと、段々と危機意識も薄れてしまうことを実感。

事故など何も起こらなくてよかったのだが

かなり怖いことではあるな・・・と改めて思い出した次第である。

 

ミルモでママさんの記事によると

最近では夏休み中のプール開放がたったの5日間だけだとか・・・。

 

事故後の調査で排水口などの危険防止措置が徹底できておらず、

使用中止となるプールもあるという。

 

おとなの所為で犠牲になるのはいつも子供たちなのか・・・と

またしても思ってしまった出来事だった。。。

 

 

** 当ブログ内 関連記事 **

    『 甥っ子が溺れてる!? 』

    『 息子と私のバトル!? 』

 

 


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コメント 10

tanuki

楽しいはずのプールで起きた痛ましい事故、本当にやりきれない気持ちです。
ちょうど私たちの世代が小学生の時も、プール吸水口が原因で、男の子が犠牲になった事故があったことを、今でも覚えています。その時に、「吸水口はコワいものなのだ」というイメージが植え付けられ、実際自分達がプールに入っている時は、常に吸水口の位置に気をつけながら泳いでいたものです。
それが、今回の事故の現場となったプールでは、アルバイトの監視員たちのうち「吸水口は危険なもの」だという認識が全くなかった、という人がいたことを知り、愕然となりました・・・
安全確認、危険意識が、プールの現場にいる者にとってもっとも重要なことなのに、そういうことが忘れ去られている今、あらためて、子供を守る大人たちの責任の大きさを感じます。
夏休み、いっちばんプールを使いたい時に使えない子供達は、本当にかわいそうだと思います。
by tanuki (2006-08-10 14:03) 

Peko

※tanuki さん、本当にやりきれない思いですよね。
吸水口に対して危険意識のない人が監視をしていたことに
私も驚いてしまいました。
そういう事故があったことも知らず、講習や研修なども受けていなかったら
そうなっちゃうのでしょうかね・・・
でも、あってはならないことですよね。
プールの運営会社や管理会社、監視員などの責任は重大だと思います。

ただ、安全に思える所でも、何が起こるのかわからないのが水。
娘が小さい頃、プールの浅い所で浮き輪をつけて遊んでいたところ、
浮き輪の中に身体がはまり、自分ではどうすることもできない状態になり
危なかったことがあるのです。そばにいて見てたからよかったですけど・・・。
浮き輪も安全なものだとはいえないということをこの時思いました。
なので、泳ぎの苦手な私は水がコワイです。^^;
by Peko (2006-08-11 21:35) 

あれだけの波を起こすわけですから、その水圧は想像できそう。。
監視員はきっとバイトだと思います。学生時代に公営のプールの監視のバイトを友人がやっていましたが、とくに講習もなかったと聞いてます。(友人は水球経験者なので一通り知ってましたが)およげない女性もいたそうです。。。。私が小学生のときのプールも、親同士はくっちゃべってましたね・・・
by (2006-08-11 22:26) 

Peko

※タケノコさん、ありがとうございます。
そうですよね・・・きっとその水圧はものすごかったと思います。
プールの管理・監視についても今一度大人がしっかりと
考えを改めないといけないですよね。
何かが起こってからずさんだった・・・では、取り返しがつきませんものね。
by Peko (2006-08-12 20:13) 

ぐれなでぃん

昨日、子ども会の親子旅行でホテルの温泉プールというのに入りましたが、排水溝の上は避けてしまいましたわ。。
プールもそうだけど公園や学校の遊具が事故がある度に使用禁止や撤去という事も以前頻繁にありましたよね・・・。子供を監視しろとは言わないけど、もうちょっと親が子供を観察したほうがいいのでは・・・という場面に遭遇します(ーー;)自分の子を守りたいなら、もっと関心を持って欲しいですね。。子供の活動が狭められるのは本当に可愛そうだと思います。あれも危険!これも駄目!将来が不安です(>_<)
今回のような杜撰な管理は許せません、もちろん(ー_ー)!!
by ぐれなでぃん (2006-08-13 00:35) 

Peko

※ぐれなでぃんさん、ありがとうございます。
子ども会で親子旅行なんかがあるんですか~いいですね~♪
私の時には日帰りでスパへ行くのがありましたね。^^
そういう時には本当に親の目というのが大切ですものね。
すべての大人たちがもっとしっかり関心を持って
子供に関っていかないといけないのかもしれませんね。
子供たちがのびのびと暮らせる世界であってほしい・・・と思う私です。
by Peko (2006-08-14 15:36) 

敏 悌次

事故防止対応のレベルの差を興味深く読ませていただきました。
後者の学校で事故が起こったら、
保護者は猛然と学校への非難を開始するのでしょうね。
この頃発生した事故の原因をを見ると、
日本列島全体が緩んでいるのじゃないかと思います。
自分も含めてジコ責任の部分だけでも
しっかりしないと駄目ですね。

甥ごさんの時のこと、
>甥っ子のお葬式が頭に浮かんだ。
走馬灯の様にとか映画のスローモーションの様にとか
言いますが本当ですね。
私も昔、6才頃の姪っ子を泳ぎに連れて行って
「あわや」と言う経験をした事が有り、
水難事故の記事を読む都度想い出してゾーとします。
その姪っ子も結婚して1月に長女を産みました。
彼女は覚えていないだろうと思いますが、
私は一生忘れないでしょう。今度書きます。
by 敏 悌次 (2006-08-16 11:08) 

Peko

※宝塚青年団さん、過去記事も合わせて読んでくださって
ありがとうございます。
宝塚青年団さんにも「あわや」のご経験がおありでしたか・・・
私も一生忘れることはできないし、事故のニュースを聞くたびに
その時の光景が過ぎります。

PTAのボランティア活動だけど、危機意識を持ってやってた学校と
講習も危機意識もなくなされていた事故プールの監視員・・・
ギャップがあり過ぎる気がします。
by Peko (2006-08-17 10:55) 

バーバリーブラックレーベル

今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
by バーバリーブラックレーベル (2013-07-30 18:23) 

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