「Calling You」@「バグダッド・カフェ」 [言葉の花束]
ずっと耳の奥にへばりついていて忘れられなかった曲・・・
20年も前から、誰の何ていう曲かわからなかったけれども好きだった曲・・・
それが ジェヴェッタ・スティールの「Calling You」
何十人ものアーティストが歌ってるというが、彼女のが一番だ。ぐっとくる。
その曲が主題歌になっている映画 「バクダッド・カフェ」 をやっているというので
観に&聴きに 行ってきた。^^ (ニュー・ディレクターズ・カット版)
娘に行くという話をすると、どこの映画館?て聞かれた。
渋谷のミニシアター「ユーロスペース」だと答えると
「お母さん、気をつけてね・・・その辺、いかがわしいお店が並んでるところだから。^^;」 と娘。
「んぎゃっ!?そうなの!?でもなんであなたがそういうこと知ってるのよ!!」 と母。
「いやいやいやいや・・・その近くのライブハウスに行ったことがあるからだよ~(笑)」 と娘。
なので母はちょっとドキドキしながら、でもキョロキョロすることなく真っすぐ前だけ向いて
足早にユーロスペースだけ目指して行ってきた。
午前中だったし、なんてことない通りに思えたけど。^^;
映画は太っちょおばさん(ジャスミン)と細っちょおばさん(ブレンダ)の物語。
みんなみんな誰かに必要とされながら心穏やかにいられる自分の居場所を探してる・・・
誰もが寂しさを抱えて、誰かと何かと繋がることを求めている・・・
人種も偏見も超えて。
居心地が良くて楽しければ、言うことはない。
そんなバグダッド・カフェ。
行き交うトラックの騒音の中にあっても
静かに、ゆっくりじんわりと、心が温かくなってくるような映画だった。
細っちょおばさんの息子がピアノで弾くたどたどしいバッハも
太っちょおばさんと共に聴けば心癒される「アベマリア」になる。^^
(映画とは何の関係もない女性だけれど、きれいな「アベマリア」を見つけたので。^^)
そして最後のエンディングロールでは
この映画のために作られた主題歌、大好きな「Calling You」が流れた。
しかし、誰一人として曲の途中で立ち上がる人はいなかった。
静かな夜、独りでこの曲を聴くと、涙がこぼれる。。。
聞こえる? あなたを呼ぶ私の声が聞こえてる?
聞こえてるでしょ? 私の声は届いてるはず。。。
I am calling you
Can't you hear me
I am calling you
I am calling you
I know you hear me
I am calling you Oh
「バクダッド・カフェ」・・・映画そのものもハートフルな良い映画でした。
でも私、流れていたこの曲には気づきませんでした。
おばさんだって、おばさんだからこそ、時にはひとりのロマンチックな時間が欲しいものですね~~
by hana2009 (2010-01-11 17:11)
※yutakamiさん、ありがとうございました♪^^
by Peko (2010-01-12 14:43)
※hanaさん、じわ~~っと温かくなるような映画でしたね♪
「Calling you」が聴きたくて行ったようなものなんですけど、思いがけず
これまた私の好きな「アベマリア」が聴けて、一度で二度おいしい~って気分でした。^^v
これはバッハの曲にグノーが後からメロディーをつけたものらしいのですが
これもじーーーんと泣けてくる曲ですよね。
あとから思えば、ブレンダの息子のピアノにどういう感じでメロディーがついてたか、あるいは本当についてたか、何の楽器だったのかなどが思い出せないんですよね~それがちょっと悔しいです。(^^ゞ
でも、その部分で私はあの息子同様癒される気分でした。
何より、ジャスミンの太っちょぶりに親近感を覚えるのでしたぁ~^^v
ロマンチック・・・好きです♪^^ 似合わないけど。。。(笑)
by Peko (2010-01-12 14:58)