続いて起こったちょっといいこと [気ままなヘルパー日誌]
極めて個人的な我が家の事情・・・
過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。
相も変わらずつらつらと書いてます。
なので遠慮なくスルーしちゃってください。m(_"_)mペコ。
関東地方も梅雨に入りましたね。
雨はキライじゃないけれど、歩き方が下手なのか
裾や足元がすぐにびしょびしょになってしまうPekoです。。。
【2008 2月下旬】
思いがけない義母からの嬉しい電話に続いて、
仕事のことでもまたまたちょっといいことが起こった。
こんな連鎖反応ならいつでも大歓迎だ。^^
認知症のおばあちゃま。
ほんとかどうかはわからないが、ご本人によると
ここ1~2年歯磨きをしたことがないとおっしゃる。
一昨年には80歳で20本以上歯があるってことで表彰もされてる
丈夫な歯の持ち主だ。
でも時々かなりの口臭がするので、なんとか口腔ケアをしてもらおうと、
いろいろな声がけをしてきた。
が、声がけに返事はされるものの、歯磨きを実際やってくれたことは一度もなかった。
とっても気位の高いおばあちゃま。
歯磨きを勧めても 「そんなことあなたに言われなくてもわかってます!」
って調子で却下されてしまう。
「歯磨きをしない人なんているの?そんなものは子供の頃から習慣になってるから
私は忘れたことはないわ。」 とおっしゃることも。
表彰されたことを持ち出して、褒めて褒めて、歯磨きを促してみてもだめだった。
返事をしてくれても、いざ席を立って洗面所に行ってくれるのかと思いきや
次の瞬間には目に飛び込んできたものが気になって、
その時点で歯磨きのことは忘れてしまう・・・っていうようなことも多々ある。
ところがところが昨日はついに歯磨きをしてくれたのだ!!
洗面所でくちゅくちゅと口をすすぐ音がしたのは確かなので、たぶん、してくれたでしょう。
なんて声がけしたかって?
そう、あれは食後少ししてからのこと。
「テーブルの下、掃除機をかけたいんですけど・・・
○○さん、歯磨きがまだでしたら洗面所でやってきてもらえませんか?
その間に○○さんの椅子の下も掃除機かけておきますから。」
「あら、私がお掃除の邪魔をしてるのね?ごめんなさいね。」
そう言いながら席を立ったおばあちゃま。
椅子をどかして掃除機をかけやすくしてくださった。
歯磨きは・・・やっぱりだめかな・・・と思っていたら
その足でリビングを出、洗面所へ行かれた模様。
洗面所のドアを閉めてしまわれたのでしっかりと目視はできなかったが、
しばし掃除機のスイッチを消して洗面所前で耳を澄ましていたら、
くちゅくちゅと口をすすいで吐き出す音が・・・。^^
人様に迷惑はかけたくない、と強く思ってらっしゃる方でもあるので、
自分が掃除の邪魔をしてるってことが動くきっかけになったのかも?
よくはわからないが、とにかく心の中で思わずやったぁ~~♪ って叫んで、
小さくガッツポーズをした私であった。^^v
そしてそしてちょっといいことはもうひとつ起こった。
夕方かかってきた事業所からの電話。
失語症のおばあちゃまのところの担当者だった。
「どうしてほしいんですか!?」 の、あの担当者だ。
もやもやしてたことで私自身話しづらい気もしないでもなく、また、
まだ若い彼女に甘えようとしていた自分がちょっと情けなくもあり、
どう話をしようかと一瞬迷った。
でも、なぜか、スラスラと言葉が出てきた。
「この前は忙しい時に愚痴を聞いてくれてありがとう。
自分の中でもやもやってしてたから、聞いてもらったことで、
お陰様でちょっと落ち着きました。
また頑張ってみるか!!ってエネルギーもらったから明日はまた頑張ってくるね。
でもまた何かあったら連絡しますから、その時はまたよろしくお願いします。」
すると担当者も声のトーンがちょっと変わって(彼女の方も私にかけ辛かったのかもしれない)
「こちらこそ、なかなか一緒に行けないですみません。
明日も私が行ければよかったんですけど、どうしても調整がつかなくて、
同じチームの××が行きますのでよろしくお願いします。
でも、私でよかったらいつでも話聞きますから、なんでも言ってくださいね。」
てな調子で、その後はお互いになんのわだかまりもなく話ができた。
自分でもちょっと不思議な感覚だった。
ある程度様子がわかっている彼女ではなくて
××さんが明日見てくれるっていうのはちょっと残念だったが、
固定観念のない人に見てもらえるというのもいいかもしれない・・・とも思った。
ケアマネさんからも様子伺いの電話があったらしい。
我侭で頑固なおばあちゃまだから
ヘルパーたちが困ってるんじゃないかって気にしてたそうだ。
介護保険やヘルパーに対しての理解があまりないお宅なので、
その辺の話もご家族にしてくれるようなことも言ってたそうだ。
他の曜日とは違って、介護保険と私費との併用で入っている私の曜日。
時間も一番長いので利用者さんのいろんな状況にも出くわすことになるのだろう。
毎回臨機応変っていう対応が要求される。
ケアマネさんも、サービス中のおばあちゃまの細かい様子は
あまりわかってなかったところもあるので、これからもしっかりと報告はしていくつもりだ。
90代のおばあちゃまに、そうやって少しずつでも安心&安全なサービスができるよう
もうちょっと頑張ってみようって思ったPekoでした。。。
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