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ちっともわかってない・・・ [人生、何が起こるかわからない]


「ちっともわかってない!」

と、皆が思っている。

それは「わかってほしい!」の裏返し。。。

   

今まで8割方パン食だった夫。
あれから朝は、ご飯とお味噌汁を毎日作って用意している。
いらないって言うまで作ってやるーー!!

でも夫、玄関の靴はきちんと揃えて脱ぐようになった。
なんか笑える。

   

**********

    

先月の一件以来、しばらくは夫と口をきかなかった。
もう話もしたくないと思った。
夫は昨日あたりから普通に話しかけてくるが、私の心は折れたまま・・・
そう簡単には戻れない・・・
必要最低限の会話しかしたくない。

夫が私に対して不満をぶつけてくるのは今に始まったことではない。
 (⇒ 過去記事参照
記憶の断片(12) 最も聞きたくなかった言葉」

でも今回私が「すみません」と謝ったのは
不満だらけで我慢をさせていたことに対して申し訳ないとの思いだけではなかった。
何につけても謝ることを知らない夫には、「謝る」ことをして「謝ってもらう」ことを
体験することでしか、その意味をわかってもらうことはできないんじゃないかと
私が日々思っているから。

でも、この夫には伝わらないだろう。
私が謝ったことで、自分が「勝った」と思ってるくらいのものかもしれない。



「老人ホームに払ってるお金がもったいないよなぁ~
 もうちょっと嫁姑の関係が良ければウチでみてもいいのになぁ。」
なんてことを平気で言うありさま。

はぁ~~~!?
嫁姑関係の問題?私の問題なのか~~!?
まだそんな風にしか思ってない夫が私は信じられない。

というより、夫は私に母親の世話を丸投げするつもりなのか?
自分は仕事という大義名分を盾にして。

ちっともわかってないのは夫の方だと私には思える。

  

当の義母はというと・・・
同じ系列の別のホームの見学に行ってくると言ってきた。
寂しいから少しでも我が家の近くに移りたいと。
でも夫には怖くて何も言えないと、相変わらず何でもかんでも私に言ってくる。
夫は何でも頭ごなしに怒って言うから。

「P夫には何を言っても怒られる・・・」 とこぼすので
「私も怒られてばっかりです。」 と言うと
「Pekoさんはいいわよ~P夫の奥さんなんだから。」
って、どういう意味?わけわかんないし・・・。

今のホームの中でも同性入居者と仲たがいを起こして
一度は3階から1階へと部屋を変えてもらった義母。
それでも義母の気持ちは収まってないようなのだ。
今は入居者だけでなく、スタッフに対しても不満たらたらだ。

食事も口に合わなくて食べるものがない!と文句を言い、残すことが多いらしい。
要するに我儘なのだ。

これは例えホームを変わったとしても同じだろうと思う。
今を感謝して生きられない人は、どういう環境・状況になったとしても
感謝することなどなく、同じく不平不満ばかりを言うことになるのだ。

夫や義母のことを考えると、今はとても落ち着いてはいられなくなる。
また心臓がハタハタし始めた。

  

夫、言いたいこと言った時に、こんなことも言った。
「俺が実家で兄貴から解雇された時にもその兄貴に感謝しろって言ったよな。
 なんなんだ、あれは。あんな酷いことをされた俺に対して言うことか!?
 信じられなかったよ。
 弟もあの時は自分は中立だ・・・って言って、よそよそしかったし。
 すべてが八方ふさがりで孤独だったよ俺は!」

私が長男に感謝した方がいいと言ったのは、夫が家業を手伝うことになるまで
長男夫婦があの強烈なキャラクターの両親のそばでやってきてくれたことに対して
感謝した方がいい、そのことに理解を示した方がいい、と言ったのであって、
クビにしたり相続の件で一人勝手なことをしたことを感謝しろなんて言ったわけではないのに、
夫の中ではごっちゃになってるし・・・。
(今から思えば、クビにしてくれたことを感謝してもいいくらいだと思えるけど・・・ね。)

夫のパワハラで会社に改善通達?を出した部下は、年末の一番忙しい時に
突然医者の診断書を出してきて、3ヶ月の自宅療養に入ったそうだ。
そのことでも夫は怒り心頭。
この部下のやり方や仕事ぶりも相当ひどいとは思うが(夫から聞いた限りでは・・・)
夫がキレて人をとことん追い詰める様子は私には容易に想像がつく。
部下の彼の言い分もわからなくもない。
だから心配にもなった。
でももう夫のことなど心配するのはよそう。

  

今回わかったのは、また夫が仕事でかなり苛立ってるということ。
ストレス抱えてるってこと。
仕事でイライラしてる時には必ず爆発する。

ちっともわかってないのは・・・誰?

   

過去記事を読み返すと、やっぱりすべては自分に還ってくる。

 ⇒ 「記憶の断片(13) カウンセリング・スクール」
 ⇒ 「記憶の断片(14) 私を支えた先生たちの言葉」

幸も不幸もすべては自分持ち・・・

自己受容の世界で、自分で自分をしっかり慰めよう。。。

    
    

 雛祭り2009.JPG T伯母からの贈り物.JPG

          右のはP子の初節句に私の父方の伯母が描いてくれたもの。
          その伯母も先月の22日に92歳を迎えて、95の伯父共々元気である。

  


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タケノコ

うーん、旦那様はどうしても男は親の介護を人任せ(妻)にしてというのが当然のような世代のようですね。。。これからは次第にそうもいってられない時代がやってくると思うのですが、Pekoさんの職業柄余計にそう思われるのでしょうね。
やれやれ・・・うちの義父にも同じこと言ってやりたいですね。

by タケノコ (2010-03-03 21:01) 

しの

うちの利用者に介護のキーパーソンがお嫁さんだった利用者が居るんですが、この奥様が去年亡くなったんです。
息子ときたら面会もほとんど来ません。洗濯物などはこれまた認知症の父親がご自分のデイケア利用のときに取りに来てくれますが、サービス担当者会議などは無理です。
相談員からは何度も退所指導(とりあえず外泊、これが無理なら日帰りの一時帰宅でもして欲しいとお願い)、今年の初めになってやっと息子さんも承諾したと聞いていますがまったく来ません。
多分母親の認知症を受け入れきれないんだと思うのですが、もっとしっかりして欲しいです。
毎日毎日息子のことを思って(自分がここに居るのを息子が知らないと思って心配して)連絡してください、帰らしてくださいって不穏になる母親を見るのが忍びないです。
ご主人とはまったく関係ない話でごめんなさい。でも血のつながった親じゃなくて嫁ってまだ気が楽だと思う。最悪離婚すれば逃げられるもん。
by しの (2010-03-04 09:20) 

Peko

※あんぱんち~さん、来てくださってnice!をどうもありがとう!
by Peko (2010-03-04 09:58) 

Peko

※タケノコさん、こんにちは。

いつも思ってました。どうして夫の身内は協力するということができないのかと。
夫もそうです。協力して助け合うことをしないで、人任せにする。
しかもそれが当然のことくらいにしか思ってないところが情けないです。
これじゃあ、うまくいくわけありません。
タケノコさんちも、タケノコさんの頑張りだけが頼りなのが、他所事ながら気になります。
本当になんとかならないものですかね・・・
by Peko (2010-03-04 10:09) 

Peko

※しのさん、キーパーソンのお嫁さんが亡くなられたってことですよね?
お嫁さんは面会などにも来てらしたのかしら?
認知症のお義父さまのお世話をしてたのもお嫁さん?

そうだったとしたら・・・
とってもお気の毒な方だったなぁ・・・と。
そんな状況下の嫁は離婚するか死んでしまうかでないと逃れられない・・・
そう思ってしまいましたが、状況が違ってたらごめんなさいね。
でも、息子さんも、これからが大変ですね。

92と95の伯母夫婦の所は身内が一丸となって協力体制をとって暮らしています。
お手本のようなファミリーです。
子供(私のイトコたち)が5人と多いことも良かったのかもしれませんが、
皆が仲が良いからできることですよね・・・
夫も4人兄弟ですが、こんなですもん。。。とほほ。。。

わっ!仕事の支度しなきゃ・・・です。^^; ちょっくらいってきま~す!
by Peko (2010-03-04 10:36) 

しの

ほとんどお嫁さんが関わってくれていました。息子さんはすべてにおいて嫁さん任せだったみたいで、老健と老人ホームの区別も付いていないような感じです。
長男夫婦がいるのに次男夫婦が親を看てました。この次男のお嫁さんはほんと苦労されたと思います。
なのに舅は葬儀の席で「早く後添えをもらわなきゃいかん」と言うような事を言ったらしいです。まあ、認知症も多少入っていたのですけど一周忌の法要のときはショートステイさせられてました。

嫁ってほんと何でしょうね?
同じ嫁としては頭が痛い問題です。
by しの (2010-03-04 22:52) 

Peko

※yutakamiさん、お恥ずかしい限りです。
by Peko (2010-03-05 07:50) 

Peko

※しのさん、おはようございます。

うぅぅ・・・身につまされますです。うちも次男ですし。
できたお嫁さんだったのですね。
せめてその苦労を理解してくれる誰かが近くにいてくれたことを祈ります。

嫁って、本当に何なんですかね。
嫁の立場って、亭主次第のような気も。
夫婦は運命共同体だと思ってるんですが、それは、それぞれが相互理解と
ある程度の尊敬とを持っていないと難しいですよね。
それがないのは哀しい関係に思えます。
でも、このお嫁さんは、自己を全うされたのだと思います。思いたいです。
by Peko (2010-03-05 08:27) 

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