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同じ穴の狢・・・ [人生、何が起こるかわからない]


 

ぐだぐだのつぶやきです。

遠慮なくスルーしちゃってください。

  
  

**********

  

2月に義母がやってきてお泊りをした時のこと。

土曜の10時に予約を入れた近所の美容院へ義母は直接行き、
終わる少し前に私の携帯に電話をしてきた。
「今ブローしてて、あと10分程で終わりますから。」
迎えに来いってことか・・・?

美容院は私の足では歩いて1~2分の場所だが迎えに行った。
おそらく一泊用の荷物があるので迎えに来てほしかったのだろう。
お昼ご飯の用意をしてた私はスッピン顔にエプロン姿。

美容院では少し待たされたが、きれいにセットしてもらった義母は
どこかのマダムのようにいつもとは違ったよそゆきの声で
「あら~来てくれたのね~おほほ^^」とご挨拶。

夫は義母が来るってわかっているのにお昼頃スポーツジムへ行った。
だったらもっといつものように早くに行って、義母が来る頃には家にいてほしかったのに。
ズルイ・・・と思ってしまった私は自分勝手な女なの?

義母は夫の帰りを待つって言ったけど、
夫はまだまだ帰ってきそうにないので先にお昼ご飯を食べてもらった。
お昼はロールキャベツに菜の花とチクワのからし醤油和え。
喋りながら、ゆっくりゆっくり時間をかけてお召し上がり。

その後もますます舌好調の義母。^^;

喋る喋る喋る喋る喋る喋る喋る・・・・・

夫が帰ってきた。
義母のお喋りが止まった。

夫は黙々と用意した食事を食べ、あとはTVを観たり好きなことをして過ごした。
義母の相手などはしない。

私が夕飯の買い物に行こうとすると、夫も行くと言う。むむむ。
私としては夫に義母の相手をしてほしかったし、義母を一人で家に置いておきたくはなかったのに・・・
前にも勝手に私の手帳を見たりしてたことがあったし、
どこを見るやら、何をするやらわからなかったから。

「お義母さまも一緒に行きませんか?」 と一応誘ったが断られてしまった。
ま、見られて困るものなんてないからいいけど。

夜は鍋物をした。
ここのところ胃もたれが続いていた夫のリクエストだった。
この胃もたれの原因、食べ過ぎであることは明白だ。
食事も食後の果物も、半端じゃなく食べる食べる。
チョコレートなどは、チョコ好きの私を差し置いて、食べまくっていた。
が、夫はそれを認めない。ストレスからだと言う。
食べ過ぎもストレスからだと言えなくもないが・・・。

ホームではあったかい鍋物などは出ないから、義母も喜んで
こちらも実によくお食べになった。^^;

食後、夫はさっさとソファーに寝そべってTVを観ながら毎度のうたた寝。
そして義母はこれまた毎度毎度の独演会。聴き手は私。
それは11時過ぎまで続いた。

うたた寝から目を覚ました夫を見て急にそわそわし始めた義母は
「そろそろ私は寝ます」と言うと、急ぐようにして寝室に行った。
やっと・・・やっと。^^;

夫も本格的に?寝るために寝室に行き、私は片付けをしながら帰りの遅かった娘を待ち
1時過ぎに布団にもぐった。
朝から掃除・洗濯・食事の用意片付け・義母の部屋のベッドメイク等に加えて、
間は義母のお相手・・・
くたくただった。

次の日曜は、午前中に夫と義母は確定申告へ。
車で15分くらいの税務署。
二人で行ってくれれば私は少しゆっくり片付けなどができて助かるのだけど
やっぱり夫がそれは許さなかった。
車を停める所がどうのこうのと言って、機嫌を悪くした。
最初から私も行くことが前提だった。
家で身支度をしながら待ってるという娘と一緒に私も家で待ってようと思ったのだが、
そうはいかなかった。

私も一緒に税務署まで行き、無事に申告を済ませた後は、4人で赤坂のレストランへランチに行った。
その後、用があるというので夫の会社に立ち寄ったが
夫が事務所の鍵を忘れていたため何もできず、ただただ悔しがる夫。

それでも、まもなく完成予定の自社ビルを義母に見てもらえたことと、
建設中のスカイツリーを間近で見られたことはよかった。

それから友達との約束があるという娘を集合場所まで送っていった。
娘には甘い甘い夫。
そんなことしてたら義母をホームに送っていくのが遅くなるっていうのに。
ということは帰宅するのも遅くなるってことで、そうなると夫の機嫌も悪くなるわけで・・・
そんなことを心配しながらも、道中、私は眠くて眠くて、その睡魔には勝てず、
しばらくの間、助手席で爆睡してしまった。
そして娘を降ろした時にはすでに辺りは暗くなり始めていた。

その日、義母はオーブントースターを買いたいから家電屋さんへ寄ってほしいと、
朝から何度も何度もしつこいくらいに夫に言っていた。
鬱陶しく思ってた夫は眉間にシワを寄せた顔で
「ちゃんと寄るから!」「何回言ってんだ!」と冷たくあしらっていた。

でも外は完全に暗くなり、やっぱり先を急ぎたくなった夫は
家電屋さんそばに車を止め、一人でサッとトースターを買ってくると言って車を出て行った。
義母と一緒に行くとなると、またかなりの時間を要することになるので
一人でチャチャッと済ませたかったのだろう。

夫が車を離れた途端に義母がこぼし始めた。

「今回はちっとも話をしてくれなかったね、P夫。
 もう私は用無しの人間で、どうしようもないやっかいものなんやね。
 情けない!こんな年になってから貧乏な想いをすることになるなんて。
 私は一体この先どうなるの?私は世界で一番不幸だわ。」
 などなどなどなど。

夫がトースターを買って車まで戻ってきたら、ピタッとその声は止まった。

ホームに着くと、夫は車で待ってると言い、
私が荷物を持って部屋まで運び、また車に戻った。
義母は玄関先で私たちを見送った。

車を走らせながら夫が言った。
「こんだけやればお袋も満足だろう~」
私は言った。
「お義母さま、『ちっとも話をしてくれなかった』って言ってたわよ。
 もうちょっと話し相手してあげてよ。」

その言葉に夫がキレた。
突然怒り出し、私への不満をぶちまけた。

「ナニ言ってんだ!!
 俺が毎日どんだけ仕事で疲れてるか、わからんのか!
 それでもこうやって車の運転を一人でやってんだぞ!
 それなのに横でゴーゴーイビキかいて寝られてみいや!
 毎日一体どんだけ寝てるんだ!勘弁してくれよ!」

絶句した。家に着くまで言葉も出なかった。何も言いたくなかった。

途中、少々トロイ運転をしていた車にキレてクラクションをやたらと鳴らし
挙句に夫はその車の横につけて窓を開け、運転してた人に向かって怒鳴り声をあげた。

その時も私は何も言わなかった。いつものように止めることもなだめることも、しなかった。
ただ私は心の中で思った。「まただ・・・。」
イライラをそういう形で発散している夫を大人げないと思った。

家に到着した。ずっとどうしようかと考えていたのだが
夫が車のエンジンを切った時だけは「お疲れさまでした。」と言った。

「お疲れさまでした。」
これは運転してもらった時には毎回必ず言ってる言葉だけれど
「お疲れさま」も「ありがとう」も、夫には今まで聞こえてなかったのか!?
悔しくて腹が立って、正直言いたくはなかったけれど、やるべきこと、言うべきことは言っておこうと、
この時ばかりは絞り出すようにして言った。

あとはまた無言の時間が続いた。
重苦しい空気・・・。

お夕飯は適当にあるもので済ませた。
腹が立ってるのか何なのか、自分で自分の気持ちがよくわからなかった。
やたらと心臓がハタハタし続けていることだけはわかった。

でも、義母のことはちゃんと言っておきたかったので、私から切り出した。

義母が息子である夫ともっと話をしたがっていること、
今後の金銭的なことで、不安や不満があること。
これは私にはどうすることもできないのだから。
なによりも夫自身の親なのだから。

が・・・
話をしようと思っても、ちゃんと向き合ってはくれない夫。
TVの方を観ながら全く聴く気のない夫。
ならばと、こっちから夫に近付いていってソファーの前に正座をして
「ちゃんと話をしたいから聴いて下さい!」と話をした。

すると、またしてもキレて、大きな声を出し始めた夫。
もう怒鳴られたって逃げはしません、私。

「だから俺は直接オフクロから言われてないんだから、答えるつもりはない!
 だからお前もほっとけばいいじゃないか!だから聞き流せばいいじゃないか!」

夫がイライラしてる時にはこの「だから」をやたら連発する。

「だからだから、って、そんなに怒ったような言い方しないでよ。」

「ナニ言ってんだ!
 本当に自分の事しか考えてない、自己中心な女だのぉ!
 自分が一番しんどい思いをしてると思ってんだろ!
 悲劇のヒロインだと思ってんじゃないのか!?
 俺のことなんか、ちっとも考えてないじゃないか!
 俺がどんだけ仕事で毎日疲れてるか、全くわかってないんだな!
 
 俺だって我慢してるんだ!
 言われなきゃわからないのなら、今から言ってやるよ!!

 帰ってくりゃいつもソファーで寝てるし
 昼間いつだって昼寝できるわけだし、寝てばっかりじゃないか!
 どんだけ寝てるんだ!
 毎日何時間寝てるか、つけてみい!!
 そのくせ、寝不足だ寝不足だーって!?
 だったら夜更かしなんかしないで、さっさと寝ればいいじゃないか!
 いつまーでもPCなんかして・・・何やってんだか・・・

 オフクロを呼ぶ日だっていつも俺が決めてるじゃないか!
 そんなに来てほしくないんだったら、今から一切呼ばないことにするから!
 名古屋にも連れて行かないからな!

 朝だって、全部俺が自分でやってるじゃないか!
 手を煩わせたことがあるか?
 メシだって、自分で用意して食べてるじゃないか!
 朝メシの用意もしないなんて、普通じゃないぞ!
 実家のお母さんに言ってやろか!?
 毎朝ご飯に味噌汁くらい作れ!!それが普通だろが!!

 Yシャツのアイロンがけだって、俺がいわなきゃかけないし。
 俺が脱いだ洋服も、いつまでもそのまんまだしな。
 玄関の靴も気が付いてるのか付いてないのか、脱いだまんまだしな。
 俺に自分で直せ!ってことか!?」

とまぁ、いろーんなことを一気に言ってくれた夫。
すべてにおいて一方的で納得のいかないことばかり。
ほとんどは事実じゃないし。

ソファーでうたた寝することはあるけど、夫の普段の帰宅時に寝てること
はないし、
食後は夫の方が遥かに寝てること多いし。
それに対して私は文句を言ったこともないけど。
うたた寝してなかなか起きてくれない夫をほっとくわけにもいかず
起きてくれるまで待って結局寝る時間が遅くなることも多いのに
そんな事情は全くわかってないし。

寝てばっかりだと非難しつつも「夜更かししないで早く寝ろ」って・・・矛盾してるし。
帰りが遅い娘が気になって眠れなかった翌日に「寝不足だー」って言うことも許されないの?

Yシャツのアイロンがけだって、数年に1度くらいはかけ忘れてて
慌てて朝かけたりすることもあったけど、数年に1回くらいのことをそんなに言う?

玄関の靴も、脱いだ時に各自がきちんときれいに脱いでくれたらそれですむこと。
私の実家ではそれが普通だった。
結婚以来、夫にもずっと言ってきたけど、習慣にはならなかった。
いつも私が直していた。脱いだ洋服もしかり。

でも直しながら、これ、そのまんまにしてたら夫はどうするだろう・・・
という気持ちが湧いてきて、しばらく直すのをやめて様子を見てたことは事実。
そうしたらこんなに言われてしまった。

夫の怒りまくった怒鳴り声を聴いてると心臓はふるふると震えたけれど、聴きながら
私は次に夫に何を言おうかと考えた。
全部に言いたいことはあった。でも全部には反論しなかった。
言ったところで何の具にもならないことはわかってたから。
でも思い違いはしてほしくなかった。


「洋服や靴、自分で直せるならそうしてくれたら嬉しいと思ってるよ。
   
 それに、お義母さまを呼ぶなとは言ってません。
 もっと相手をしてほしい、私の話も聴いてほしい、って言いたかったんです。

 朝ごはんのことは、あなたが自分から言い出したことだよ。
 自分で食べたいもの食べるから何もしなくていいって。
 だから私は有り難いな~って思ってたのに・・・
 お正月、姉の所に行った時も自慢して自分から言ってたじゃない。
 朝、ご飯に味噌汁がよけりゃ、そう言ってくれればよかったでしょ?
 それが普通だ!作れー!!って、命令することじゃないと思うけど。


 でも・・・
 あなたが私に対してそんな風に不満ばっかりだったっていうのは知らなかった。
 そんなに我慢してもらってすみませんでした。」

私はただ夫に、義母ともっと話をしてもらいたかった、
私の話(義母に関すること)をちゃんと聴いてもらいたかった、
それだけなのに、どうしてこんな展開になってしまったんだか・・・

過去の自分の日記を読み返してみて気が付いた。
何度この同じことの繰り返しを我々はしてるんだろう・・・

義母のお喋り(言葉と感情の垂れ流し)は変わることなく健在で。
聴かされた私は限界を超えるとやっぱり夫に期待をしてしまうところも同じで。
そして私に言われると、必ず仕事の大変さを持ち出してキレる夫も同じ。

こんなぐちゃぐちゃなことの繰り返しを何度やってることだろう。
私も同じ穴のムジナということか・・・

フィギュアスケートでは若い選手たちがそれぞれの病気や怪我やスランプを乗り越えて
観る人に勇気や感動を与える素晴らしい選手に成長してるというのに・・・

私は一体何をやってるんだろう・・・
成長のカケラもないような・・・

情けない。本当に情けないと思う。。。
 
 


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しの

うちのが馬鹿亭主だと思っていましたが、よそも似たり寄ったりなんですね。うちは普段一緒に居ることがないので言いあいになんてなりませんけど、一緒に出かけたり外で食べる事もないですし・・。

それにうちは姉さん女房ですし、旦那のお母さんをうちで看てることで私に対して負い目があるのかもしれませんね、遅く帰ってきて食べるものがないときもカップ麺などで済ませてる事もありますが文句は言いません。
でもお宅のご主人のようにいつかどっと噴出すかもしれないですね。
そんときは出て行くつもりです。
憂さ晴らし方その1
Pekoさんも今がチャンス!
家事をストライキするんだ!
しばらく家を離れてうさ晴らししておいで。
憂さ晴らし方その2
友人が旦那のネクタイを切り刻んだんですが、あと買いなおす羽目になった事を知ってますので私は旦那の古いシャツを切り刻んでトイレを磨きます。
by しの (2010-03-02 13:54) 

Peko

※しのさん、うちの亭主は自分で「こんないい旦那、ほかにはいない!」と言います。
本気でそう思ってるんです。

確かに厳しい局面・いろんな苦労はありましたが、衣食住に関しては家族が路頭に迷うことはなかったので、その点では夫のお陰と感謝しています。
車の運転をしてくれたり、パンを焼いてくれたり・・・細かいところでも認めている部分もあります。
でも哀しいかな、私のことは認めてもらってる気がしません。
義父が義母のことを家政婦以下くらいにしか思ってなかったところがあり、
夫も少なからず影響は受けてるかもしれません。
反面教師であってほしいと思ったのですが、キレた時は本音?が出て、怪しいものです。

しのさんの憂さ晴らしのアドバイス、嬉しかったです!^^
特に「その2」、笑っちゃいました!
とってもいい晴らし方ですね~(笑) 私もそうします!^^v

しのさん、ありがとう♪ ちょっと元気出たよ。^^v
by Peko (2010-03-03 11:15) 

しの

水洗だけに(嫌な事も)水に流すってか?ガハハ

トイレ掃除って意外と無心になれるって言うか・・・
うちの場合、たまにやるのできれいになりがいのあるトイレなのです。
あ、普通のご家庭だとまずは汚いトイレを用意しないといけないですね。

洗面台とか台所のレンジとかも・・・
あ、どんだけ汚いか暴露しちゃいましたね。

エヘヘ自他共に認めるずぼら主婦ですからご内聞に(^-^)V


by しの (2010-03-03 19:21) 

Peko

※しのさん、おはようございます♪

ぐふふふ・・・^^
水に流す手は私もよく使ってますじゃ。(笑)
私の場合はキッチンの流し。
食事の後片付けしながら、やな事・腹が立った事などなど水遊び感覚で
水に流しています。
なので、ウチの流しは娘が褒めてくれるほどに排水口までキレイなもんです。
但し、キレイな理由は娘も知らないので、こちらもご内聞に。。。(^^ゞ

トイレもそんな感じでやれば、一石二鳥だね♪^^v
by Peko (2010-03-04 09:55) 

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