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もやもやもやもや・・・(失語症の利用者さん) [気ままなヘルパー日誌]


 極めて個人的な我が家の事情・・・ 

 過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。

 相も変わらずつらつらと書いてます。
 なので遠慮なくスルーしちゃってください。m(_"_)mペコ。

 前回の失語症の利用者さんに関する記事にコメントくださったアドバイスを
 参考にさせて頂きながら、信頼関係構築に努めたいと思っているPekoです。
 ありがとうございました。。。





【2008 2月中旬】


なんとも気分が晴れない。

失語症のおばあちゃま。
首を傾げる回数が減らない。
何が気に入らないのか・・・それが私にはなかなかわからない。
   

続き・・・


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またまた火傷!? [気ままなヘルパー日誌]


 極めて個人的な我が家の事情・・・ 

 過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。

 相も変わらずつらつらと書いてます。
 なので遠慮なくスルーしちゃってください。m(_"_)mペコ。

 天気・気温が激しく変動している不安定な毎日・・・
 皆様くれぐれもご自愛くださいますように。。。





【2008 2月上旬】


今日は私の休養日。のはずだった。
なのに夫も会社を休んだ。
お陰で私ゃ休養にならず。
休まなくてもいいのに・・・
   

ぶー・・・


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利用者さんが火傷!? [気ままなヘルパー日誌]


 極めて個人的な我が家の事情・・・ 

 過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。

 相も変わらずつらつらと書いてます。
 なので遠慮なくスルーしちゃってください。m(_"_)mペコ。

 昨夜、友人と会食して帰ってきた夫と同じ部屋で寝るのが辛かったPekoです。
 朝、起きてきた夫に「モツ食べたでしょ。」と言うと
 「ピンポーン♪よくわかったね。」と夫。
 その後、すれ違った娘にも 「うわっ、お父さん臭いよ!!」 とダメ出しされ
 ブレ○ケアを飲んだり、何度も何度もお口くちゅくちゅモン○ミンをしてから
 出かけて行った夫でした。

 さて、お仕事のお話です。。。





【2008 1月下旬】


80代男性の入浴介助。
奥様は視力の弱い方。

入浴前のバイタルチェックをしている時に
左手の甲から手首にかけてが少しまだらに
赤くなっているのに気がついた。
   

あれあれ・・・?


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ニューヨークへ行きましょう!! [気ままなヘルパー日誌]


 極めて個人的な我が家の事情・・・ 

 過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。

 相も変わらずつらつらと書いてます。
 なので遠慮なくスルーしちゃってください。m(_"_)mペコ。

 4月から社会人となった娘。
 朝、5時半起きでお弁当を作り会社へ出かけていく娘。
 毎日ではないにしても・・・おかずは半分が冷凍食品だとしても・・・^^;
 心から応援したくなるPekoでした。。。





【2008 1月下旬】


80代男性、入浴介助のお仕事。
認知症の進行が見られる利用者さん。

例えば・・・
布団から起き上がるのに、どうやって立ち上がったらいいかわからなかったり
針が動かない腕時計を愛用されてたり
パジャマの上にリハパンをはかれてたり
洋服の着方・脱ぎ方がわからなくなったり
入浴時、バスタブへの入り方・出方がわからなかったり
そういうことが時にある。

   

続き・・・


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失語症の利用者さん [気ままなヘルパー日誌]


 極めて個人的な我が家の事情・・・ 

 過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。

 相も変わらずつらつらと書いてます。
 なので遠慮なくスルーしちゃってください。m(_"_)mペコ。

 昨日は2件の入浴介助でバテバテ、ダイエットになるかとワクワクの
 Pekoでした。。。^^;





【2008 1月中旬】


12月途中から新規の依頼で引き受けたお仕事。
90代女性。脳梗塞により右手麻痺。失語症。
週に一度の訪問で、入浴介助の他に掃除洗濯ベッドメークなどなど。
複数の事業所からのサービスを受けている。

失語症の方は初めてだ。
この方は喋ることはできないが、こちらが言ってることはわかる。

続き・・・


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PCと仕事と嘘とチョイボラ [気ままなヘルパー日誌]


 極めて個人的な我が家の事情・・・ 

 過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。

 相も変わらずつらつらと書いてます。
 なので遠慮なくスルーしちゃってください。m(_"_)mペコ。

 被災地の救援・救助活動・・・
 少しでも早く、一人でも多く、と願わずにはいられないPekoです。。。





【2007 11月中旬】


PCがやっぱり変・・・

起動時に横縞が入って一瞬ジボジボジボってなる。
またいつ動かなくなるかわかんない感じ。
今はとにかくお金に余裕がないから
使える内はこのまま使うしかないけど・・・

今日の分を書き終えたら暫くPCはお休みかな。
P子の卒論制作が追い込みなので、自粛しよ。

PCよ、娘の卒論完成まで、どうか頑張っておくれ~
 

ってことで、使えるうちに今日の分を・・・


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またひとつ、お星様になった・・・ [気ままなヘルパー日誌]


 極めて個人的な我が家の事情・・・ 

 過去日記をUPしつつ振り返ってみようかと。

 自分でも少し混乱気味の、お仕事でのお話です。。。

 





【2007 10月×日】
 

10月3週目、筋ジストロフィーの女性Eさんのお宅を訪問した。

30代の次女・三女さんとの3人暮らし。
主なる介護者は次女さん。
週末にはいつも長女もやってきて、3人姉妹が実に献身的に
いや、普通のこと、当然のこととして協力し合って自宅で介護しながら
健気に生活をしているお宅だ。

とてもきちんとされたお宅で、こちらが学ぶことも多い。

続き・・・


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楽しくて 楽しくて・・・ [気ままなヘルパー日誌]


 90代のおばあちゃま。
 休みがちだったデイホームへ最近では楽しく通われている模様。

 「若い男の子がいてねぇ。
  30過ぎてまだ独身だって言うから
  いい女性(ひと)紹介してあげようか?って言ったの。
  そしたらさ、『是非是非お願いしますよぉ~~』 ってその子が言うからさ、
  紹介してもいいわよ~そのかわり、60代だけどね・・・って言ったら
  『それは勘弁してくださ~~い』 だって。(笑)
  だから言ってやったの。
  あなたね、姉さん女房はいいんだよ~~ってね。(笑)」

 た、確かに姉さん女房に違いはないけど・・・(^^;;)

 そして話は続く。

 「せっかく加代ちゃん(仮名)を紹介しようと思ったのにさっ・・・(*・ε・*) ぶー」

 加代ちゃんとは、このお宅に週に何度か入っているお手伝いさん。^^
 私は会った事がないから知らなかったのだが、事業所に聞いてみると
 確かに60代の独身女性らしい。
 おばあちゃま、そんなことを考えてらしたのかぁ・・・(笑)
 当の加代ちゃんがそんなことを知ってるかどうかは不明だ。(* ̄∇ ̄*)ニヤッ♪

 この加代ちゃん、利用者さんちの近所の昔からの知り合いで、
 お手伝いさんというよりも、おばあちゃまにとったら家族に近い存在のひとだ。
 だから、お出かけしては外で一緒にお食事をしたり、
 おばあちゃまがいろんなものを買ってあげたり、
 そういうことが許される関係なのだ。

 で、おばあちゃま、私にもその加代ちゃんと同じようにしてもいいんだよ、とおっしゃる。
 でも私は会社から派遣されてる一ヘルパーの身。
 加代ちゃんと同じようにはできないので、いつもやんわりと、時にはきっぱりとお断りさせていただく。
 頂いたつもりで、帰り際に元の場所に気付かぬように片付けて帰ることもあったりする。
 そんなことが続いたある日、私が連絡ノートや記録書に書き込んでいると、
 おばあちゃまが言った。

 「あんたも頑固だねぇ~私に負けないくらいに相当な強情者だよ。
  あんたみたいに私の言うことをちっとも聞かない人は他にいないよ。
  会社に電話して言いつけて、辞めさせてやる!!」

 本当に怒ってらっしゃるわけではない。
 お顔を見ればそれはわかる。
 なんともイケズそうなお茶目な顔をして、そうおっしゃったおばあちゃま。

 ちょっとおばあちゃまにはキツイかな・・・と思いつつも、私はこう言った。

 「○○さん~、会社に電話してもらってもいいんですけど・・・
  私の名前・・・覚えてもらってないでしょ・・・( ・_・)σ゛ツンツン?」

 この言葉におばあちゃま、いきなり頭を抱えて食卓に突っ伏してしまわれた。
 あわわわ・・・やっぱりちょっと言い過ぎちゃったかしら・・・と、反省しかけてたら、
 おばあちゃま、突然顔を上げて私を指差して、

 「田中さんっっ!!!」 (爆)(爆)(爆)

 反省を取り止め、
 「ブッブー!!違いますぅ~~残念でしたぁ~~」 と私。

 するとおばあちゃま、またしても頭を抱えて突っ伏して考える人に。^^
 そしてまたしばらく考え込んだ後、ガバッと顔を上げて、

 「山本さんっっ!!!」 (爆)(爆)(爆)

 私も今度はみのもんたばりにちょっとためてから
 「・・・・・・・・・・・・・・・・ 残念っっっ!!!」 
 って言ったって、おばあちゃまがクイズ・ミリオネアを知ってるわけではないのだが。(^^ゞ

 おばあちゃま、とっても悔しそうに
 「ああ~~くやしい!!」 と、じだんだ踏んでおっしゃった。(笑)

 「私を辞めさせようとして、田中さんや山本さんを辞めさせちゃったら大変ですよぉ~~」 と言うと
 「あら、本当だね。(笑)」 と、肩をすぼめ舌をペロリと出したおばあちゃま。

 あとは二人で大爆笑だった。
 なぜか私の名前だけはなかなか覚えていただけないことも、たまにはいいかも・・・
 なぁ~んて思ってたら、次の週に訪問した時には私の顔を見るなり
 
 「あなた、Pekoさんでしょ!?」

 おぉ~~覚えててくださったんだぁ~~
 こういうのもまた感動だなぁ。。。 (*^m^*) ムフッ♪

 

 *****

 

 別の80代のおばあちゃま。
 軽い認知症はあるが、その時その時の会話は全く普通にできる。
 ただ、記憶が長続きしないだけ。
 とっても上品なお方で、言葉遣いもそれはそれはとても綺麗なおばあちゃまだ。

 このおばあちゃま、ご自分のお気に入りのスナップ写真があって、
 お葬式用にはその写真を使ってほしいと思ってらっしゃる。
 15年以上?前に撮られたもので、本当に素敵な写真だ。

 「こんな若い頃の写真を使ってほしいなんて、おこがましいかしら・・・?」 
 とハニカミながらおっしゃるので
 「そんなことないですよ~おこがましくなんて、ないですないです。
  ○○さんご本人ですもの。
  山本富士子の写真じゃないですもの。^^」

 そう言うと、いつもは「おほほ」「うふふ」系の笑い方で
 滅多に声を出して笑ったりされないおばあちゃまが突然

 あはははははは!!

 と、大きな声でお笑いになった。(爆)
 そんな笑い方を初めて聞かせていただいた私は心の中で思わず
 「e(^。^)g_よっしゃー!!」 とガッツポーズ。(^^ゞ

 で、なんだかんだと別の話をしながら作業を進めていると
 また先ほどの写真を私に見せておっしゃった。

 「こんな若い頃の写真を使ってほしいなんて、図々しいかしら・・・?」

 そこで私もしばし考えてこう言った。
 「全然そんなことないです!!大丈夫です!!
  だって、○○さんに間違いないですし、原節子の写真じゃないですもん。」 と。

 そしたらおばあちゃま、またまた 「あはははは!!」 と
 大笑いをしてくださった。^^v

 んで、5分ほど別のことをしていると、おばあちゃまが写真を持ってきてこうおっしゃる。

 「こんな若い頃の写真を使ってほしいだなんて、おこがましいわよね・・・?」

 大変この話題が気に入ってくださったのか、ツボにはまってくださったのか・・・(笑)
 今度は美智子皇后のお名前を使わせていただいた私であった。

 この日はこの話題で3度も爆笑してくださったおばあちゃま。
 こういう瞬間が、なんとも楽しくってしょうがない私。
 楽しい楽しいおばあちゃまたちである。


 そう、私が目指したい介護とは、『笑いのある介護』 かなぁ。。。^^v

 

 


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ダンボの耳を澄ませば・・・ [気ままなヘルパー日誌]


 思うのは、誰もみ~んな自分のことを話したいと思ってる・・・
 自分を語りたい、自分をわかってほしい・・・
 そう思ってるんじゃないかってこと。
 利用者さんもブロガーたちも、そして私も。

 こっちが言葉をかけなくても、作業をしてる私にくっついてきて
 「あなたは手を止めないでいいからね。
  私、掃除機の音よりも大きな声で話すから!!」
 そうおっしゃって、勝手にマシンガントーク炸裂のおばあちゃまもいらっしゃるけど(笑)
 言葉少なくても、言葉はなくても、話したい気持ちはたくさん持ってる方も多いと思う。

 随分前だけど、臨時で入った仕事先で、
 故郷の山形を引き払って娘さんのところに呼び寄せられた
 リュウマチの方の所に行ったことがあった。
 傍から見れば、娘さんに世話してもらって恵まれてるようにも見えたが
 私に対して、このご婦人、とにかく毎日さびしい・・・という気持ちを
 娘さんへの複雑な想いと共に吐き出された。
 それはもうポロポロと涙をこぼしながら。

 「こんなこと、あなたに言うつもりじゃなかったのに・・・
  どうしてかしら・・・自分でもわからないけど・・・涙が止まらない。
  おかしいわね。ごめんなさいね。」
 と、私に謝りながら話してくださった。

 時間が来たからと、すぐにはサービスを終了できず、
 しばらく落ち着かれるまで話を聞かせてもらってから
 後ろ髪を引かれる思いで引き揚げた。

 事業所に連絡を入れた。
 事業所から話を聞いたケアマネさんがまた様子を見に行ってくれ、
 今まで気付かなかった利用者さんの気持ちや事情が見えてきたと
 感謝された。

 そのご婦人がなぜ私に話してくださったのか・・・
 それはもうタイミングのめぐり合わせといったらいいのか
 不思議なものを感じる私なのだけれど
 だからこそ、そのタイミングを逃さないように
 いつでも聴く耳はダンボのように広げて澄ませておきたい・・・
 と、この時強く思った。。。

 

 
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言わない 言えない 言わさない [気ままなヘルパー日誌]


 思うように自分の時間が取れないでいるPekoです。

 なかなかコメントもできないで、ごめんなさい・・・です。m(_"_)mペコッ

 今回は久し振りにお仕事で感じたことです。




 急遽入ってきた臨時の仕事を引き受けた。

 パーキンソンの66歳の女性。
 色白で、お肌がツルンとしてて、ドモホルンリンクルのCMに出したいくらいの人だった。
 とても66歳には見えなかった。
 手は少し動くが下半身はほとんど動かすことができない。
 言葉は単語をポツリポツリとおっしゃる。
 時々聞き取れないこともあるが、ゆっくりゆっくり聞き取ると、意思の疎通はできる。

 いつもは71歳のご主人が献身的な介護をしておられるお宅だが
 このご主人が検査入院をするというので3日間のお世話の依頼が事業所にきたようだ。
 うちの事業所は日中のみ。
 夕方から朝までは泊り込みで他事業所のヘルパーが入るらしい。
 私は仕事がお休みで、予定が何もなかった初日の午後の2時間だけ引き受けた。
 今は仕事休みとは言っても、ずっと家にいるのも辛い状況なので。(^^ゞ

 この日は朝から事業所の担当者(年配のベテランスタッフ)がケアに入り、
 出発前のご主人から細かい説明を伺って送り出し、私の時間まで
 そのままサービスを続けていた。

 私がお宅に伺ってまず感じたことは、
 とにかくきれいにお掃除が行き届いているということ。
 猫好きのご夫婦で、10年前まで可愛いシャムネコがいたそうで、
 猫ちゃんの可愛い写真とか置物とか小物とかタペストリーとか暖簾とか・・・^^
 とにかくたくさんの猫ちゃんグッズがきちんときれいに整理されて飾ってある。
 そして、台所もお風呂もきれいにお掃除がされてある。

 そんなお宅なので、担当者が、
 利用者さんの介護だけでなく掃除やお料理もマメになさるご主人のことを
 とにかく褒めちぎって私に話してくれた。
 聞きながら私は奥様の方を見て言った。
 「奥様にも聞いてみなくちゃ、ねぇ~~?^^」 と。(笑)

 担当者は私に引き継ぎをしながら1時間近く一緒にいたが
 喋りっぱなしだった。^^;
 トイレ介助の仕方を一度やってみせてくれた後、
 担当者は引き揚げていった。

 奥様と私とでしばらく他愛もないことを会話してたら、
 奥様がポツリポツリとおっしゃった。
 「怒るの。」
 「主人が。」
 「夜中に。」

 よくよく聞いてみると、一晩に3回ほどトイレなどでの介助をする時に
 ご主人がよく怒るらしい。(ご主人の気持ちもわかる・・・)
 「ご主人が怒るのは夜中だけですか?」 と聞いてみると
 「朝も。」 と、奥様。
 「迷惑かけてるから。」 「申し訳なくて・・・。」 との言葉も何度もおっしゃる奥様。

 担当者がやたらご主人を褒めて
 「こんなにマメで一生懸命される人はなかなかいませんよ~」 との言葉に
 奥様としたら言いたいことがたくさんあったのかもしれない。

 「奥様はこれまで何十年もご主人のお世話をちゃ~んとやってこられたんですもの。
  今はご主人に甘えたっていいじゃないですか。」
 と言うと、
 「そう、30年。」
 「そう~30年も。^^」
 「なんにもしない人だった。」
 「なんにもしない人だったんですか~?ご主人。^^」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。」
 「わかんないものですねぇ~^^」
 「○▼※□△も変えなかった。」
 「○・・・?ん???」
 「○▼※□△」
 「え?ん???」
 「チャ※□△・・・」
 「チャ?ン???
  あぁ~~~チャンネル!!
  チャンネルも変えない人だったんですか~?ご主人。」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。^^」
 「おーい!!8チャンにしてくれ~~って?^^」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。(笑)」
 「じゃぁ、今度は奥様がおっしゃらないと。
  『おーい!!あれやって~これやって~~って。」
 「(笑)言えない・・・^^;」
 「言えませんよね・・・そうですよね。^^;」

 「見てたら、おんなじことしてる。^^」
 「ご主人、奥様がやってらしたのとおんなじようにしてますか~(笑)」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。^^」
 「奥様がきち~んとしてらしたから、ご主人にとってもそれが普通っていうのか、
  当たり前のことになってたんでしょうね。^^
  奥様の功労ですよ~(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。
  でも、不思議ですね~」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。不思議。^^」

 「そんなご主人様をご覧になって、どう思われます?」
 「えらいなぁ・・・」
 「でも、夜中に怒らないでくださったら、もっといい・・・かも?^^」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウン。」

 「リハビリって・・・難しい。」
 「リハビリ、キツイですか?」
 「(゜_゜)(。_。) うん。」
 「どちらで?どこかへ行かれて?それとも訪問リハビリ?」
 「先生に来てもらって。」
 「ここでなさってるんですね?痛みとかありますか?」
 「痛い。」
 「辛いですね・・・」
 「“よくならない”って言われたの。」
 「よくならないって・・・?誰に?」
 「その先生に。」
 「えぇ~~!?」

 「リハビリしてもよくならないって。」
 「えぇ~~そんなこと言われたんですか!?ひどいですね。」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。
  何のためにリハビリしてるのか・・・
  何のために生きてるのか・・・」
 「辛い思いしてリハビリも頑張ってるのに・・・ね。」
 「主人が怒ったの。」
 「そうでしょう~~」
 「怒って、先生替えてくれた。」
 「そうですか~先生、替えてくださったんだ。
  替えてよかったですか?」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。よかった。」
 「よかったですね・・・
  どのくらい辛抱されてたんですか?」
 「1年と少し。」
 「そんなに辛抱されてたんだ・・・
  ○○さんは、辛抱強い方?」
 「(゜_゜)(。_。) うん。 私、何も言えないから。」
 「何もおっしゃらなかったんだ・・・」
 「主人が言ってくれた。」
 「よかった・・・奥様の代わりにご主人が言ってくださったんだ・・・」
 「(゜-゜〃)(。。〃)ウンウン。」

 聞いてて切なかった。
 病気や症状が、医学的に治らないとか良くなることはないとしても、
 例えそれが事実であったとしても、簡単に言っちゃうって、
 どうなんだろ・・・
 「よくなることはない」 と言われながらのリハビリなんて、辛いよ。
 言い方、伝え方ってあるんじゃないのかなぁ・・・
 難しいことだけど。

 何も言わないからって、言いたいことがないわけじゃないんだよね。
 言いたい事は山ほどあるのに、それがなかなか言えない、伝えられない
 って、どんなにかもどかしいことだろうと思う。

 「私が何も言わないから・・・」
 とおっしゃる奥様。
 言えなくしてるのはこちら側かも。
 聞こうとしないこちら側の問題かも。
 だから、奥様も諦めないで・・・
 って伝えたかったのだけど、うまく言葉にできなかった。

 現に、奥様が発する言葉をなかなかわかってさしあげることができなくて
 何度も何度も聞き返したことが数回あった私。
 申し訳ないと思いながらも、でも、
 奥様には、言いたいことを我慢しないで、諦めたり面倒がらないで
 コミュニケーションを取っていってほしいなぁ・・・と、思った。
 私も、言葉がなかなかわからなくてつまづいたとしても、恐れないで
 聞いていこう・・・と思った。

 終了時間10分前に、泊まり込みの他事業所のヘルパーさんが到着。
 奥様と私との会話を聞いて
 「今日は声が出てるんですね~」 と彼女。
 すぐには意味がわからなかった私。
 なんでも、そのヘルパーさん、どんな人が泊まってくれるのか心配だったご主人に
 呼ばれて、事前に一度訪問してたらしいのだ。
 その時には奥様は何もおっしゃらず、声を聞けずじまいだったというのだ。

 私との正味1時間の間、ポツリポツリとではあっても
 ずっとお話をされてた奥様・・・
 私にはちょっと信じられなかったが、そんな奥様が私にいろんな話をしてくださったこと、
 嬉しくもあり、切なくも思えた。

 しっかりと受け止めねば・・・と思った。。。


 


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想像力 [気ままなヘルパー日誌]


 『のんびりしましょ♪』 ayaka さんの記事 『 最近思うこと。 』 を読んで

 『想像力』 というものについて、以前書いたものを思い出した。

 ⇒ 『 つぶやき・・・ 』

 この時には誰かのことを理解する、相手の気持ちを共感する・・・という視点で

 『想像力』 ということを書いた。

 

 先日、一人ではベッドから身体を起こすこともできない筋ジストロフィーの

 60代後半の女性が私にこんな話をされた。

 「昨夜夜中に息が苦しくって苦しくって、ベッドの横の布団で眠ってる娘に

  助けて~~って言いたかったんだけど・・・  声が出なかったの。

  一瞬、これは夢?現実?って、わからなかった。

  そういうことが時々あるんだけど、そんな時はいつも夢なんかじゃなくって現実なのよね。

  それでね、今はまだしばらく自分で深呼吸とかするようにしてると少し落ち着いてきて

  声を出せるようになるからいいんだけど、きっと私が死ぬ時って、そんな風にして

  助けを呼ぶ声も出なくって、そのまま死んでいくんだろうなぁ・・・って思ったの。 

  こんな話、娘にはできないけど・・・。」

 そんな話をされる時、私は言葉を失くす。

 何を言っても、私の 『想像力』 が追いつかない気がする。

 言葉をそのまま受け取るだけで精一杯で、申し訳なくなる。

 でも、その言葉、その気持ちには寄り添っていたいと思う。

 

 仕事をする上では、そういった利用者さんの気持ちへの理解や共感と言った面だけではなく

 また別の面でもこの 『想像力』 の大切さを日々思い知らされている。

 利用者さんの言動が次にどういった状況に繋がるのか・・・

 私の介助の仕方によって、その後でどういうことが起こりうるのか・・・

 そういうことを予見するにあたって、この 『想像力』 がかなり必要となってくるのだ。

 何か事が起こってから、「そこまで思いが至りませんでした。」 とならないためにも

 いろんなことを想定しながら仕事をしないといけないとの思いは

 いつも私の頭の片隅にある思いだ。

 

 先日はこんなことがあった。

 外出介助のサービスで、利用者さんのお買い物に付き添った。

 利用者さんは歩行器(シルバーカート)を押しての歩行で、ゆっくりゆっくりのペースだ。

 その方がスーパーでの買い物の際、私がレジで支払いをしてる間に

 一人でおトイレに行かれてしまった。

 「大丈夫、大丈夫。今までもそうしてたから。」 と、制止する私の言葉を軽くかわして。

 その時は何事もなく済んでよかったのだが、私は気が気ではなかった。

 おトイレで他の人とぶつかったりなどして転倒されたりしたら大変なことだ。

 事業所の担当者にもそのことを伝えて、担当者からも今後は一人では行かないようにと

 話をしてもらい、利用者さんの理解も得ることができたからよかった。

 

 また、久し振りで訪問した利用者さんのところ。

 最近、家の中でもよく転倒されるそうで、膝にはいくつかの傷が・・・。

 とにかくサービス中は一人では歩かないようにお願いをして介助させてもらった。

 両手を取って歩行してもらうと、足が利用者さんの意に反して

 トコトコトコ・・・と小刻みに前に出てしまう。

 前に訪問した時にはこんな症状はなかった。

 その日はとてもいいお天気だったので、布団・毛布類を時間の許す限り日干しして

 終了時間間際に取り込んでベッドメイクをした。

 利用者さんがポツリとおっしゃった。

 「この前、干してくれたのはいいんだけれど、その人、取り込まないで帰ってしまって・・・

  自分でなんとか取り込んだけど、大変だったの。」

 事業所にはその日の様子と合わせて報告させてもらったが

 『想像力』、いつも働かせておかないと、ついうっかり・・・なんて私もやっちゃいそうで

 危ない危ない・・・と、思ってしまった出来事だった。

 

 新しく依頼を受けた仕事があった。

 90過ぎの元気なおばあちゃま。

 近所のスーパーへお買い物に一緒に行って

 昼食を作って召し上がってもらい、夕食の準備もしてサービス終了となる。

 最初、事業所からは、1時間半でやれとのことだった。

 やってみないとわからないことではあったが、私のシミュレーションでは

 どう頑張っても1時間半で終えることはできそうにないと思えた。

 担当者には2回、同行してもらい、一緒にみてもらった。

 一緒にお買い物に出かけると、やはり1時間半では無理で、たっぷり2時間かかった。

 担当者も実感してくれたので、すぐにケアマネさんに相談し

 買い物同行があった場合には2時間でOKとなった。( ´o`)п< <(ホ)

 

 私には過去に失敗した経験がある。

 詳しくは過去記事 『 利用者さんがひっくり返ってた!!』 を・・・。

 こういう過去の失敗を繰り返さないためにも、私はこの 『想像力』 を

 少しずつでもいいから養っていきたいと思っている。

 ayaka さんがおっしゃるように、この 『想像力』 は、やはり、

 知識や経験を積むことで培われていくのだろう。

 私もまた頑張ろう・・・と、改めて思わされた記事だった。。。

 

 


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大丈夫か!? [気ままなヘルパー日誌]


 昨日、利用者さん宅へ行って 「ピンポーン♪」 て押すと、ご家族が出てこられて
 「今日はお休みしますって連絡したんですけど・・・ 聞いてないですか?」
 って。

 聞いてないよぉ・・・(ーー;)

 申し訳なさそうに心配する利用者さんとご家族に
 「すみませ~~ん!!私が間違っちゃったかもしれないですぅ~~
  条件反射的に足が向いて、来てしまいましたぁ~(^^;ゞ
  お休みのところを、本当にごめんなさい!!
  ではこの次は来年ってことですね?
  良いお年をお迎え下さ~~い!!<(_"_)>ペコッ。」 
と言って、引き揚げた。

 でも、確かに私は事業所からこの日「キャンセル」とは聞いていない。
 すぐに事業所に電話した。
 担当者が調べてくれたが、「キャンセル」の知らせは受けてないと言う。
 しっかりした利用者さん&ご家族なので、連絡忘れというのは
 私的には考えにくい。
 事業所の誰かが電話を受けた後、忙しくて後回しにしてそのまま忘れてしまった・・・!?
 その方が可能性は高いかも。
 ま、そうじゃないかもしれないから決め付けはいけないね。^^;

 それにしても最近の事業所、なんだかみんな忙し過ぎるのか、
 対応が遅い。
 ちょっと危機感感じてたらこれだもん・・・
 大丈夫か、みんな。( ̄  ̄;) タラ~リ。


 70kg超級の利用者さんへのサービス。
 週に2回のサービスの内、私が1回、
 もう1回は○○さんてヘルパーが入っている。

 昨日聞かされてびっくりしたのだが
 今週から○○さんの曜日には他の事業所が入ることになったと言う。

 そういえば先週、その利用者さんから○○さんの介助への不満が珍しく出ていた。
 外出の際、玄関から道路に置いた車椅子までの移動の時に
 ○○さんは車椅子の所から見てるだけで、すぐそばでの介助がなく不安だ・・・と。

 段差がいくつかあるこの場所が一番危ないというのはわかっているはずなのに、
 ○○さんは
 「早く来てください~」 と、声をかけて外で待ってるだけだと言う。

 にわかには信じられなかったが、一応、事業所には報告を入れておいた。

 それがもし事実だとしたら、その点だけ、また気をつけて介助するようにすれば
 問題はないことだと、私は思ってたのだが・・・
 なるべく身体を動かしてもらいましょう~との目標を
 ひょっとしたら拡大解釈されただけなのかも・・・とも思えたし。
 だが、問題はそれだけではなかったようなのだ。

 どうも、同居の息子さんが、前々から○○さんの仕事ぶりには不満を持ってたらしいのだ。
 掃除のやり方とか、調理の味付けだとか・・・。
 今では生活援助が削られたから、掃除も調理もしなくてよいのだけど、
 今回のことで、息子さんの中の何かがキレちゃったのか・・・?

 でも、それだけだったら、他のヘルパーに交代すればいいこと。
 事業所を変えることはないはず。
 突っ込んで聞けば、事業所の対応にも不満があって、それらが一気に
 爆発しちゃったようなのだ。

 息子さんとの間で何があったのか、どういうやりとりがあったのか・・・
 具体的な細かいことまでは言ってもらえなかった。

 連絡ノートを見た限りでは、たいした問題はなさそうだったのに・・・
 わからないものだ。

 同じ事業所の私はいいのか・・・!?
 ○○さんの仕事ぶりはよくわからないが、そんなに違いがあるとも思えない私。
 だとしたら、私もいつどういうことでクビになるかわからない。
 大丈夫か、私。( ̄  ̄;) タラ~リ。

 面倒くさがりの利用者さん。
 難しい面は多々あると思える。
 減量しないといけないのだけれど、血圧も高い。
 心臓疾患もお持ち。
 どこまで動いてもらっていいのかの判断はヘルパーにはできない。
 ご本人に動く気がないのを無理矢理動かすわけにはいかない怖さがある。

 今は一切食事には関わってないのだが
 困ったことに体重は増加傾向。
 悪循環の中にはまってしまったのか・・・

 そんな中で、利用者さんやご家族にとっての地雷がなんなのか・・・
 ある程度わかれば気をつけようもあるが
 それがさっぱりわからない場合は気をつけようがないのも事実。

 地雷を踏むことなく仕事を続けることができれば幸いだ。
 踏んじゃった場合は・・・
 その時はその時で、またよぉ~く考えるしかないのかな。。。


 


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またしても・・・ [気ままなヘルパー日誌]


 利用者さんのサービス時間が減らされた。

 週に3回、2時間ずつ入ってたところが
 週に2回となり・・・
 ついには先週から週に1回、しかも1時間だけのサービス時間となった。

 60代後半の利用者さん(女性)。
 筋ジストロフィーで、会話はバッチリだが、身体的には介助がないとほとんど何もできない。
 娘さんが3人いて、次女さんが同居してお世話をしている。

 お母さん自身、とてもきれい好きで几帳面な方。
 発病前はとっても活発に動き回ってらした方のようだ。
 そのお母さんに育てられた娘さんもとってもよくできたいい娘さんだ。

 団地にお住まいで、その団地の中にはうちの事業所が担当してるお宅が何軒かあるのだが、
 とても同じ団地のお宅とは思えないくらいに、そのお宅の中はきれいだ。
 実に隅々までお掃除が行き届いている。

 家事に介護に、いかに娘さんが奮闘されてるかがわかる。
 彼女たちにとったら、それが極々普通であり、当然のことなんだろうけれど・・・。

 この娘さん、長年の介護の所為か、腰痛に悩まされている。
 そして今年は子宮筋腫で入院・手術をされたりもした。
 その時には長女と三女の方がお母さまのお世話をされた。
 退院後も腰痛は治まらず、そのことがきっかけで次女さんは結局仕事が続けられなくなり
 辞めてしまわれた。

 そんな中、私がサービスに入ってた2時間の間には
 お買い物をしたり、病院や整体に通ったりされていた。

 利用者さんが認知症とかでなく、頭がクリアな場合、
 同居の家族がいるお宅ではサービス時間が軒並み減らされているのが現状のこの頃。
 でも、このお宅のように、ご家族がとてもよく頑張ってらっしゃるところは
 どうか減らしてなんかくれませんように・・・と祈ってたが
 だめだった。

 もっと別のところで減らしてもいいお宅がありそうなもんだが・・・
 なんとも気の毒で、どんな顔をして行けばいいのか困ってしまう。

 言葉は悪いが、利用者さんを放ったらかしてるようなお宅に
 サービス時間がそれなりに充てられてるのを見ると
 なんだかどっちがいいんだか、わけがわからなくなる。

 先日、認知症のあるおばあちゃまのお宅に行ってびっくりした。
 軽い認知症はあるが、身体的にはほとんど自立されている。
 同居の家族もいるが、ほとんど別行動で会話もないらしい。
 一日2~5時間のサービス時間で週に何日もヘルパーが入っている。
 週に2日は家政婦さんが長時間入ったりもしている。
 ご家族は普段何もお世話をしていないに近い。

 共働きで、二人のそれぞれの職業からはかなりの収入はありそう。
 そういう人は、私費で家政婦でもヘルパーでも何でも雇ったらいいと思う。
 そう思ってしまうのはちょっと乱暴だろうか・・・?

 いろんな側面があるので、簡単に天秤にかけることもできなければ
 ひとくくりにして一概にこうだとも言えないのはわかるが
 これも格差社会?
 なんとなく不公平感を拭えない私だ。

 個々の状況に応じて・・・
 利用者さん主体で・・・
 ご家族の介護負担軽減のために・・・
 とは言いながらも、限られた受け皿、限られた選択肢の中では
 利用者さんやご家族が望まれることと
 お上が決めることとの間には、かなりの溝がある。

 なんとも唸ってしまうことの多いこの頃だ。。。


 
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なぜなの・・・? [気ままなヘルパー日誌]


 どうして?
 なんでみんな私がサービスに入った次の日に逝っちゃうの?

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神隠し!!??\(◎△◎;)/ [気ままなヘルパー日誌]


 今日は焦りまくった。
 私の寿命がかなり縮まった・・・と思われ。。。~(=^‥^A アセアセ

 先週から週に一度行き始めたお宅。
 80過ぎのおばあちゃま。
 軽い認知症はあるが、調理・買い物以外の生活全般は自立されている。
 とってもとってもプライド高きおばあちゃま。

 30代で離婚されてからは女手一つで一人娘を育て上げ、その娘家族と同居されている。
 3階建ての家の1階部分がおばあちゃまの生活スペース。
 上にはほとんど行くことがないとおっしゃってた。

 11時に入って、13時半までのサービス。
 寝室などへは誰も入ってほしくない、立ち入り禁止だともおっしゃる。
 その上、掃除も洗濯も自分がやりたいようにしないと気がすまないらしく
 やらせてはもらえない。
 そのお掃除や片付けだって完璧にきれいにされているから必要ないくらいだ。

 近所のお店までの外出もサービス内容には入っているが
 ご本人が行きたくないとおっしゃればそれまでである。
 今日も外へは出たくないとのことで、外出もできず。
 調理だけはさせてもらえるが、あとはほとんど実質話し相手という状態だ。

 事業所からも、慣れるまではしょうがないでしょう・・・との方針なので
 とりあえずは早く顔でも覚えてもらって慣れてもらうしかない感じだ。
 慣れてもらったとしても、サービス内容はかなりの見直しが必要だろうと思われるお宅だ。

 今日は12時過ぎに調理にとりかかった。
 台所が奥の部屋にあるので、調理中はおばあちゃまの様子は見えない。
 先週は居室でくつろいで待っててくださったので
 今日も「お昼ご飯作ってきますね。」と言って、台所へ立った。

 昼食のメインは、たっぷり野菜とハムのトマトスープ仕立てにした。
 あと、煮豆とチーチク。^^ご飯に昆布の佃煮少々。
 デザートにはラフランス。
 おぉ~~我ながら完璧~~♪^^v

 スマスマみたいに「できたぁ~~!!」とは叫ばなかったけれど
 「おまたせしましたぁ~」と、お膳を居室まで運んだ時、
 おばあちゃまは居室にはいらっしゃらなかった。

 名前を呼んでみるも応答はなし。
 トイレかな?と思い、覘いてみたけどいらっしゃらない。
 洗面所にも浴室にも姿は見えず。
 廊下を挟んだドアの向こうの立ち入り禁止の寝室も、恐る恐るノックをして開けてみた。
 真っ暗だった。電気をつけてみたけど誰もいない。

 上には上がることはないとおっしゃってたけど
 ひょっとしたら・・・と思い、一応階段を上がって声をかけてみた。
 しーーーん。
 3階まで駆け上って何度も名前を呼んだが
 しーーーん。

 心臓がバクバクしてきた。
 一人で外へ出られたのか!!??
 そんな話は聞いていなかったが、なんせ今日が2回目の訪問なので
 おばあちゃまの靴やスリッパがどれなのかまだ把握できてもおらず、確信がない。

 大急ぎで事業所へ電話してスタッフに相談した。
 運よく担当スタッフが電話を取ってくれ、自転車ですぐにかけつけてくれると言う。
 近所のお店も覘いてきてくれると言う。

 表にも出てみたが、おばあちゃまの姿は見当たらない。
 また家に入って何度も名前を呼びながら3階まで階段を駆け上ってみたが
 応答なし。
 3階のベランダから下を覘いたりもしてみた。
 気配なし。

 げっっっ!?
 どういうこと!?
 ひょっとして・・・神隠し!!??\(◎△◎;)/

 どうしよぉ~~~と途方に暮れかかってた時、
 階下の方から物音が!!!

 慌てて2階まで下りてみると、ひょっこりとおばあちゃまが姿を現し
 「今、呼ばれたかしら?」 と、お上品に尋ねてこられた。

 「呼びました、呼びましたよぉ~。
  お昼ごはんができましたので、召し上がってください~^^」

 もう腰が抜けそうなくらいにホッとしたが
 おばあちゃま、いったいどこで何をしてらしたのだろう・・・

 聞くと、おばあちゃま曰く、
 娘さんがとってもだらしなくて部屋を汚くしてるので、時々偵察にいくんだとのこと。
 上の階にはほとんど行ったことがないとのお話だったが
 実際は違ってたのねん。^^;

 とりあえず、おばあちゃまと居室に戻り
 すぐに事業所に報告を入れて自分を落ち着かせ
 おばあちゃまにはお昼ご飯を召し上がってもらった。

 事故が起きなくて、本当によかった。
 無事でいてくれて、本当によかった。
 神隠しなんかじゃなくて、本当によかった。

 おばあちゃまには「どうしたの?」「なにか?」ってな、なんてことない出来事だが
 私にとっては寿命が縮まるほどの想いをした、焦りまくりの出来事だった。。^^;

 ε=( ̄。 ̄;)フゥ。。。

 

 
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おばあちゃまの不穏・・・ [気ままなヘルパー日誌]


 統合失調症のおばあちゃま。

 最近は不穏状態のことが多くなっているのが気にかかる。
 私の訪問時だけではなく、連絡ノートを見てもそれは顕著だ。

 おばあちゃまの不穏状態には、大きく3つのパターンがあるように思われる。

 まず、不穏の時には顔つきが全然違う。
 穏やかな時には、とっても笑顔がチャーミングなおばあちゃまなのだが、
 その笑顔が消える。
 私のことも睨みつけて乱暴な言葉で罵倒する。
 攻撃性の強い不穏状態だ。
 こんな時には何を言っても拒否される。
 そばに行っただけでも叩かれる。蹴飛ばされる。
 こういう時の下痢便処理が一番きつい。

 それから強い妄想が出ている時もある。
 普段は介助なしで一人で歩かれることはないのだが
 この妄想に引き摺られると、一人ででも歩いてどこかへ行こうとされる。
 私を押しのけて行こうとするその力はものすごくパワフルだ。
 身体的には一番危険な状態だ。
 夜中や明け方に一人で出ていこうとされて、怪我をされたことも何度かあった。

 あと、とにかく不安が強い時もある。
 そんな時にはこちらを睨みつけたりはしないけれど
 すぐそばにいないと、叫んだり泣き出したり・・・
 「死んじゃうよぉ~~」「おっかないよぉ~~」「家に帰る!!」
 などの言葉をひっきりなしに繰り返す。

 

 この日、お宅に入った時にはおばあちゃまは横になっておられた。
 息子さんが私の顔を見るなり、すぐにこう言われた。

 「大変なことになってる・・・」 と。

 私はてっきり下痢便をされてるのかとばかり思ってしまった。
 が、不思議と便臭は立ち込めてはいない。

 「えっ!?どうされましたか?」 と聞いてみた。
 「朝から取り替えさせてくれないからそのまんまなんだ・・・」
 「便も出てるみたいですか?」
 「いや、それはないようだ。」

 その言葉を聞いて、私はホッとした。
 正直かなりホッとした。
 オシッコだけなら\(^0^)/らっき~♪と、思ってしまった。

 息子さん、やってほしいことを私に告げると
 申し訳なさそうに、でも、急いでお出かけになられた。

 さぁ~て、取り掛かるか!!
 と気合を入れ直してギアチェンジ。

 おばあちゃま、横になって眠そうにしてらっしゃるが
 その顔つきはそんなに険しくはない。
 前者でないことを祈りつつ、声かけしてみた。
 そばにいくと、かなりの尿臭。

 「○○さん~一度起きましょう~」
 「いいよ、このままで。」
 「お尻濡れてるから、取り替えてさっぱりしましょう~」
 「・・・・・。」 
 ちょっと私を睨みつけたので、一瞬緊張が走る。

 「りんご、食べますか?」
 「うん、食べる。」
 「じゃ、用意してきますね~^^ きれいにしてからりんご食べましょう~」

 そう言って、大急ぎでりんご半個、すりおろしたものを用意する。

 「はい、起きましょう~」 と言って、
 私につかまってもらいながら、その背中に手を回して支えようとした。
 そうしたら、おばあちゃま、背中までオシッコでびっしょびしょ!!

 それでも、便じゃなくてよかった・・・と思いながら立ってもらって
 そのままトイレまで行き、とりあえず座ってもらった。
 トイレでは出なかったが、温水で陰洗。
 お部屋に戻って、椅子にフラットシートを敷き腰掛けてもらい、まずは下半身清拭をして
 リハパン・パット装着後更衣。

 それから上半身も同じく清拭し、着替えて、やっとさっぱりとした。
 辺りはオシッコのニオイで充満していた。
 そんな中で、おばあちゃま、りんごを一気に召し上がった。^^;

 とにかく早くこのニオイを消し去りたくて
 大急ぎで、自分でも驚くほどの手際の良さとスピードで(笑)
 片付けをした。
 びしょびしょの洋服などは洗濯機で二度洗いした。

 おばあちゃま、手も足も冷た~くなってたので
 手浴・足浴もした。
 拒否されることなく、すんなりとさせてもらえたので助かった。

 が、このあたりから、段々と不穏状態が強くなってきた。
 後者の方である。強い不安の波がやってきたようだ。

 私が作業をしようとすると、大きな声で呼ばれる。
 「ねぇ~ちゃーーん!!こっち来い!!」
 「早く来い!!」「ここにいろ!!」

 突然大きな泣き声を出されたりもする。
 涙は出てないことが多いのだが・・・。

 「どうされましたか~?」
 「オレ、死んじゃうよぉ~~」
 「大丈夫!!」
 「そうか?大丈夫か?」
 「はい。大丈夫だからね!!」
 「そうか、よかったよかった。」

 大声を出される度に作業を中断してそばに行く。
 少しいっしょにいて、また作業に戻る・・・を何度も繰り返した。

 この日、おばあちゃまは一度だけ笑ってくれた。
 乾いた洗濯物を片付けてる時に、ミッキーマウスが描かれたタオルがあったので
 それを広げて見せた時だ。

 「これ、何だか知ってます?」
 「うんうん、見たことある。」
 「ミッキーって言うんですよ~ねずみなんですよ~^^」

 そう言うと、おばあちゃま、突然大きな口を開けて、思いっきり笑ってくれた。
 「あはははは~~ねずみかぁ~~~(笑)」 って。^^

 でも、そのあとはまたすぐに不安の波が押し寄せてきて
 私の手を握りながら
 「死んじゃうよぉ・・・こわいよぉ・・・」 と。

 

 そのうち息子さんがご帰宅。
 おばあちゃま、一瞬嬉しそうな顔を見せるも
 息子さんにもひっきりなしに不安を訴える。
 その度、「大丈夫だよ。大丈夫。」 となだめる息子さん。

 24時間、時間制限無しの息子さん・・・

 こういうお宅へのサービスは、
 家事援助であっても絶対に減らしてなんかほしくない!!!
 と、強く思った。

 このような方たちには、適正なサービスや温かい支援が差し伸べられ
 親子が安心して穏やかに過ごせる時間が少しでも多く流れますように。。。
 

 

 
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同居家族がいる利用者さん [気ままなヘルパー日誌]


 お仕事の話です。

 ここ2ヶ月ほどの間に目に見えて変わったことがあります。

 それは、すべてのお宅でサービス内容の見直しがなされ、
 特に利用者さんに同居のご家族がいる場合においては
 生活援助へのサービスが非常に厳しくなったこと。

 私が行かせてもらっているお宅でも
 週に2回の訪問介護で、一回につき2時間のサービス時間だったのが
 生活援助の時間が削られ、一回につき1時間のサービスとなったお宅があります。

 子供のいない共働きの長男夫婦との同居、次男夫婦も近所に住んでいる、
 主なる介護者である長男さんの仕事や仕事先のこと・・・
 などなどのご家族の状況から、ケアマネさんが判断されたのだと思います。

 2時間のサービスだった時には、買い物同行での外出介助のほか、
 掃除・洗濯・調理もありました。

 高血圧で、心臓にも持病があり、かなりの体重オーバーもある利用者さんなので
 週に2回の調理とはいえ、ご家族からの要望はかなり厳しいものがありました。
 塩分控えめの薄味で、低カロリーのもの、買い物の際は余分な物は厳禁などなど。

 でも、いくらヘルパーが調理に気をつけていても
 利用者さんの減量は一向に進まず・・・。
 ヘルパーの週に2食だけでは減量できるはずもなく・・・。

 おまけに利用者さんご自身も、
 できることなら何もしないでソファーで寝そべっていたいという面倒くさがりのお方。
 掃除も調理も、できることは一緒に・・・のはずが、なかなかすんなりとは
 やっていただけない状況でした。
 本当に体調が悪いのか、ただ単に面倒なだけなのかの判断が毎回難しいところでした。

 この利用者さんに私が初めて関わったのは、入浴介助のサービスでした。
 息子さんから、「とにかく臭くてしょうがない。消臭剤を直接ふりかけたいくらいだ!!」
 などとひどい言われようでしたが、事実、かなりのニオイがしたのは確かです。^^;

 事業所からの説明では自分で洗える・・・とのことでしたが
 実際様子を見せていただくと、とても洗えてなどいませんでした。
 だって、手が届かないのですもの。
 初めはシャンプーもしたがらない利用者さんでしたが、
 私が行く日は有無を言わさず(笑)シャンプーもし、
 文字通り、頭の先から爪の先までしっかり洗ってもらうようにしました。

 ところが、ご家族との外出の際に、玄関で転倒ししばらくの入院を余儀なくされ
 心臓疾患も見つかったことなどから、退院後の入浴は
 訪問看護師さんにやってもらうことになったのです。

 そのため、それからのサービスは、外出介助と生活援助の2時間でずっと入っていました。
 でも、お天気やその日の気分・体調で一緒に外出ができない時、
 その上、身体を使うことも足浴も、何もしたくないと言われた時などには
 正直、なんだか自分のやってることがヘルパーではなくお手伝いさんのような気がして
 これってどうなんだろう・・・と思うことが度々でした。

 なので、このお宅での生活援助サービスが削られたことに関しては
 私はケアマネさんの判断を支持したいと思いました。

 どんな方にも十分なサービス時間があれば一番いいのでしょうけど
 予算に限度がある限りは、どこかで削るしかないというのが実情ですものね。

 それに、この利用者さん、ご自分が必要な時には
 全くの私費でヘルパーを頼んだりもなさる方なので、
 お金には困ってらっしゃらない様子なのです。

 そういうことで、少々乱暴ではありますが、こういう方にはどんどん私費で
 サービスを受けてもらったらいいと、思ってしまった私です。

 ただ・・・
 生活援助がカットされてのサービスで1ヶ月やってみての状態は、
 あまり見たくない光景になりつつあります。
 利用者さんの寝室や居室のお掃除があまりできておらず
 外出介助だけとなった今では、後ろ髪を引かれる思いで引き揚げている次第です。
 そういう部分では、ご本人や息子さんたちご夫婦に大いに期待したいところです。

 このように、私たちの地域では、ほかのヘルパー仲間の話を聞いても
 同居家族のいる利用者さんへのサービスが軒並み厳しくなってるという話を
 よく聞くようになりました。

 そんな状況を見ていて私は不安になりました。

 同居のご家族がいるといっても、ご家族や生活の状況から
 どうしても生活援助の時間を削ってはほしくないと思えるお宅もあるのです。
 ただでさえご家族もいっぱいいっぱいの状況の中で
 これ以上サービス時間を削られたのでは介護者であるご家族共々へたすれば
 共倒れになってしまうんじゃないかと思われるようなお宅です。

 そういうお宅へのサービスは、どうしても削ってほしくありません。

 私は心配になって事業所の担当者に聞いてみました。
 すると、「その辺の事情は個別にしっかりと見極めをしたいですよね!」
 と担当者も言っておりました。

 ケアマネージャーさんの判断や力量によるところが大きいと思われるこのサービスの見直し。
 ケアマネさんに適正な判断をしてもらうためにも
 私たちも色のついた眼鏡は外してできるだけ細かい情報を報告提供しないといけないな・・・
 と、強く思いました。

 本当に必要な方に適正なサービスが行き届きますように。。。


 
 


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何もできなかった・・・ [気ままなヘルパー日誌]


 17~19時の予定でMちゃんちに行ってきた。

 でも・・・

 何もできなかった。


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予期せぬ事態・・・ [気ままなヘルパー日誌]


 事業所からの電話・・・

 仕事依頼かな?それとも明日の予定変更?
 なんだろう・・・と思って出てみると
 他愛もない前置きの話のあと、なんだかとっても言いにくそうに、言葉を選ぶように
 担当者は言った。


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