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Baby誕生秘話(裏話?) [言葉の花束]


19日の早朝、息子から電話がかかりました。
実家に帰ってたQちゃんに夜中1時過ぎから陣痛が始まり、今から入院するとの事。
そして息子もこれからすぐに病院へ向かうとの事。

この日と翌日、ちょうど仕事のなかった私は午前中に用事を済ませて新幹線に飛び乗りました。
名古屋から地下鉄を乗り継いで、駅まで迎えに来てくれたQちゃんのお母さんと一緒に
病院へ着いたのは3時半頃でした。

Qちゃん、陣痛の間隔は狭まってはいるものの、赤ちゃんがなかなか下りてこなくて
分娩室に行くのはまだまだ先の模様でした。

数分置きにやってくる痛みに、疲れ切った様子のQちゃん。
でも痛みがやってくると、息子が手を伸ばして痛がる腰に手を当てたり手を握ったり。^^

朝、息子が病院へ到着すると、お母さんはQちゃんからこう言われたそうです。
「P介が来てくれたから、お母さん帰っていいよ。
 P介がそばにいてくれるのが私にとって一番リラックスできることだから。^^v」
ですって。(笑)
なのでお母さんは自宅待機となっていた次第。^^;(病院から実家までは車で5分程)

お母さん、「P介君がとっても優しいから、ほんと、うらやましぃ~~~~」 を連発でした。^^;

Qちゃんのお産、初めは自然分娩で大丈夫でしょう~とのことだったのですが
時間経過と共に、お医者さまの判断で、無痛分娩でいくことに。

無痛分娩とは言っても、完全に無痛になるわけではなく、
麻酔で痛みをある程度緩和するのだそう・・・。
もうその辺のことはこちらにはさっぱりわからないから、お医者さまに委ねるしかありません。

その病院では面会時間終了の7時までしか私たちはいることができませんでした。
しかも面会できるのは妊産婦の夫とそれぞれの両親のみ。
インフルエンザ対策のようで、妹もおばあちゃんも入院中は会うことができないのでした。

立ち合い出産を希望し、父親学級のような講習会にも参加して立ち合いを許可された息子は
時間に関係なくお産終了まで付き添うことができるのです。

できれば7時までに出産を終え、その日の内に赤ちゃんに会いたかったのですが・・・
Qちゃんが息子に半分抱えられながら分娩室に入ったのは6時半。
そんなにすぐには無理だろう~と思いながらも、後ろ髪を引かれる思いで
私とQちゃんのお母さんは、仕方なくQちゃんの実家に帰って一緒にその時を待ちました。

Qちゃんの妹さんが用意してくれたお夕飯を一緒に頂きながら待ちました。

7時を過ぎ、8時を過ぎ、9時まで過ぎて・・・
次第に心配や不安の方が大きく首を持ち上げてきそうになった頃、
私の携帯が鳴りました。
息子からです!

急いで携帯を取ったところ、その声の主は息子ではなく、なんとQちゃん本人でした!!

「無事に女の子が産まれましたぁ~~~~時間がかかりましたぁ~~~」
Qちゃん、泣き声でした。
そしてすぐそばで、もうひとつ泣き声が・・・

「ふんぎゃ~~ふんぎゃ~~」
赤ちゃんの声でした。^^

少し喋って、すぐにQちゃんのお母さん→お父さん→妹さんに代わりました。
皆、涙ぐみつつ電話を代わりました。
嬉しさと安堵感に包まれた瞬間でした。

電話を切った後、飲んでいた日本茶で乾杯をしました。^^v

すぐにまた携帯が鳴りました。写メールでした。

   
   
カンガルーケア'.jpg

「まだ分娩台の上にいます[黒ハート]

  

カンガルーケアというのだそうです。 (詳しくはこちらのサイトでどうぞ)

 

へその緒が短くて、なかなか赤ちゃんが下りてこず、時間がかかってしまったようでした。
最後はP介が産まれた時と同じ、吸引分娩での誕生となりました。
(P介誕生時の出産秘話?はこちらの過去記事で。^^;)
出血もひどくて、貧血にもなったそうです。
無痛分娩じゃなかったら気を失ってただろう・・・って言われたとか。^^;

Qちゃん、大変だったね~よく頑張ったね。本当にありがとう!!

電話の時にQちゃんが私に言いました。
「お父様とP子ちゃんにも私から報告したいので、今からかけてみます~~」

直接Qちゃんからの電話を受けた二人も相当ビックリしたことでしょう。^^
でも、夫もかなり嬉しそうでした。^^

もう二人には、結婚に向けての決意表明の時といい、今回といい、何かと驚かされ
感動させられてる私たちでした。

思えば、息子P介も同じ時間の頃に産まれました。
久しぶりに母子手帳で見てみると、なんと、1分違いの7時52分でした。^^
私も夕食を食べないままお産に入り、その夜はひもじくてひもじくて泣きたかった経験をしたので
Qちゃんも、きっと夜にはお腹が空くだろうと思い、お食事はちゃんと置いてきたし
品川で買った「餅入りどら焼き」のようなものも置いてきました。
案の定、少し落ち着いた後では急にお腹が減って、食事もどら焼きもペロリと平らげたそうです。
「助かりました~^^」とQちゃん。そうでしょう~そうでしょう~~うんうん。^^v

 

そんなQちゃんを見届けてから、息子が私を迎えに来てくれました。
Qちゃんのご両親や妹さんと固い握手で喜び合うP介を見てると
あちらのご家族にも可愛がってもらってるのがわかって、とても嬉しくなりました。

息子の携帯には誕生を知らせた直後、お父さんからメールが届いたそうです。
「全面的にバックアップするから安心してください!!」
なんて心強~~いメールなんでしょう~^^

皆に支えられて、本当に有り難いことです。

息子と一緒に一度息子宅に戻り、車を置いて近所の居酒屋へ行き、
ビールで乾杯をしました。^^v

「立ち合ってよかったよ。^^俺もああいう風に生まれてきたんだな~って感慨深かった。」
と、息子は言いました。

私は息子に言いました。
「あなたが娘を可愛いと思うのは当たり前。
 だけど、あなたが一番大切に思わないといけないのはQちゃんだよ~
 娘よりQちゃんだからね!」

「わかってるよ~」 と息子は言いました。^^

 

翌日は8時半からの面会時間に合わせて息子と病院まで行きました。

と、その前に・・・
私には行きたいところがありました。
食べてみたいものがありました。
で、連れてってもらいました。

ここです。^^

 

コメダ珈琲店.jpg

珈琲所コメダ珈琲店.jpg

  

コメダ珈琲店。

食べたかったのはコレ。

 

IMG_3085.jpg

 

シロノワール[るんるん] ^^v  ソフトクリーム好きにはたまりまへん~~[グッド(上向き矢印)]

 

IMG_3083.jpg

IMG_3084.jpg

カフェオレのようなモーニングコーヒー(380円)は厚切りトーストとゆで卵付き。^^
ソフトクリームが大好きな私には朝から満足感いっぱいの朝食となったのであります。^^v

   

病院に行くと、出勤前のご両親も来ていました。
Qちゃんは抗生剤の点滴中でした。
縫った部分もかなり普通以上だったとか。
貧血もひどくて、足元もまだフラフラのようでした。
が、大仕事を終えて、かなりホッとしてる様子のQちゃんでした。
ママとなったQちゃんは、髪の毛はもしゃもしゃでしたが(笑)、輝いていました。[ぴかぴか(新しい)]
しばらくはゆっくりと休んで、自身の身体をいたわってほしいと思いました。

沐浴を済ませた赤ちゃんがお部屋にやってきました。
そこでご対面~~となったわけです。^^v

赤ちゃんは抱っこすると、懐かしいニオイがしました。^^

息子も我が子を抱っこしました。
息子、そのままベッドに座って壁に寄りかかりながら言いました。

「俺もカンガルーケアしよっ[るんるん][るんるん][るんるん]」 

Qちゃんと私、大笑いしてしまいました。(笑)

  

俺もカンガルーケア^^.jpg

 

夕方は仕事帰りのQちゃんのお母さんと交代するべくあとを頼んで、
私は名古屋駅まで息子に送ってもらって帰路に着きました。

車中、息子が言いました。
「どうやって育てたら、親を大事にしてくれる子になるんだろう~」

「そりゃあなたが自分の親やQちゃんの親を大事にしてたら
 子供もそういう姿を見て、あなたたちを大事に思う子に育つんじゃないの~?」

って・・・どうなんでしょうかね。(^^ゞ

とにかく、また2月に会いに行くからね~。。。

 

あんよ.jpg

  
  

** おまけ **

 

病院食、とっても美味しいそうです。見た目も豪華だなぁ~^^
朝・昼・晩の3食におやつとお夜食も出て、すべて完食だそうです。^^v

 
IMG_3117.jpg

 
  


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yutakami

懐かしいニオイ、涙ぐみつつ電話を代わる、子供もそういう姿を見て、あなたたちを大事に思う子に育つんじゃないの、
お言葉、皆、得心、納得、了解です。
他所ながら、おめでとうございます。
by yutakami (2010-01-23 15:54) 

タケノコ

難産だったようで、大変でしたね。
でも無事生まれたのはなによりです。
カンガルーケアという語は初めて聞きました。
出産、赤ちゃんのケアにもいろいろな手法があるのですね。
by タケノコ (2010-01-23 17:45) 

Peko

※yutakamiさん、全くの私事ながら、こうしてお祝いコメントを頂いたりすると
何度でも嬉しくなってしまいます。^^
本当にありがとうございます。
夫も2月に行く予定にはしてなかったのですが、2月に休みを取っていくから
私にも日程の調整をするように!って、誕生翌日には言ってきました。(笑)
これからかなりのジジバカ振り発揮するかも~~(^^ゞ
by Peko (2010-01-24 08:46) 

Peko

※タケノコさん、ありがとうございます。^^
本当に気をもみました。
産む方も待つ方も大変でしたね~^^;
なので、その分、喜びもひとしおでした。^^

カンガルーケア・・・私もよく知りませんでしたが、紀子様もそうだったとか。
夫やQちゃん父世代と息子世代とでは、出産に対する考え方も随分違うなぁ~と思いました。
お産も二人で・・・という思いの若夫婦、まぶしかったですね~^^
by Peko (2010-01-24 09:01) 

hana2009

おはようございます。

Qちゃんは勿論、息子さんに両家のご家族と、皆さんお疲れ様です。
今は、夫の立会い出産て多いのでしょうか。
家の息子も、きっとしそうな感じがします!

生まれたての赤ちゃんは、ホントちっちゃくて可愛らしい♪

コメダ珈琲は息子夫婦が挙式前、名古屋へ遊びに行った時、上のクリームたっぷりのホットケーキ?を食べたと言っていました。
名古屋へ行ったら、絶対に私も食べたいですね~

二月に会う時には、またしっかりとしてきているでしょうから・・・楽しみですね。
自分の時のことを、思い出します~~
by hana2009 (2010-01-25 10:37) 

kuri_cat

お孫さんのご誕生、おめでとうございます。
カンガルーケアはσ(=^‥^=)私もしました(笑)
出産してから3時間くらい分娩台の上で休ませてもらったと思います。

首が据わるまで抱っこするのにかなり慎重に抱っこしていたのを思い出してしまいました。
生まれたばかりの赤ちゃんの足って、すごく小さくてかわいいですよね。
by kuri_cat (2010-01-25 16:25) 

Peko

※hanaさん、ありがとうございます♪

ほんにほんに疲れました。^^;
Qちゃんのご両親にとっても初孫だったので、一番やきもきしてたのは
Qちゃんのお父様かもしれません。
息子に送ったメールといい、病室にお花を届けてくれたことといい、その喜び様は
かなりのものでしたから。^^v

立ち合い出産、昔に比べたら多いような気がしますよね~
昨日の日曜は息子も病院で一緒に過ごしたらしいですが、息子がBabyにつきっきりで、オムツ交換までしたそうです。(笑)

シロノワール、ソフトクリーム好きにはたまりまへん~~^^v
名古屋はおもしろい食べ物がありますね~^^

うんうん。自分の時のこと、思い出しますよね。
hanaさんの出産秘話、どんなんかなぁ~^^
by Peko (2010-01-25 20:01) 

Peko

※kuriさん、どうもありがとぉ~~♪
ばあばPekoになっちゃいました。^^v

kuriさんもカンガルーケア経験者なんですね~
今はそうするところが主流なのでしょうかね。
まさか、その最中にQちゃん自身が電話をくれるとは夢にも思いませんでしたよ~(^^ゞ

夫は子供たちが首が据わるまではおそろしいと言って、なかなか抱っこできませんでしたが、息子が積極的にすぐに抱っこした時には、ちょっとうるっとしてしまいました。^^

生まれたての時にはお手手もあんよも可愛くて、でも、成長も早くて・・・ね?^^v
私の母なども早速初曾孫の写真を携帯の待ち受けにして、しょっちゅう眺めてるそうです。
赤ちゃんて、こんなにも周りを幸せにしてくれるんですね~^^
by Peko (2010-01-25 20:14) 

Peko

※みりんさん、初めまして♪
来てくださって、nice!をありがとうございました。^^
by Peko (2010-01-25 20:16) 

hime-at

おめでとうございます♪
7か月前、自分自身の出産のことを思い出しました(^^;
我が家は産まれるまで両家には入院したことを知らせず、産まれてから連絡したのですが、私もなかなか産まれなかったほうなので今考えれば心配掛けることにならなかったのでこれでよかったかも!と思いました☆
カンガルーケア、落ちないか心配しながらもやっと会えたなぁ~という喜びでいっぱいでした♡
お孫さんが元気いっぱい大きくなっていきますように・・・・♡
by hime-at (2010-01-25 22:04) 

Peko

※hine-atさん、ありがとうございま~す♪
思い出すでしょ?つい昨年ですものね~^^

あいや~、事後報告?でしたか・・・^^;
でも、どちらにしても結果よければすべてよし!ですよね。^^v

あ、やっぱりカンガルーケアされたんですね~
イチゴちゃんとの絆、バッチリですね♪^^
孫もイチゴちゃんも、成長が楽しみです!
by Peko (2010-01-26 10:42) 

Peko

※ことのかさん、バーバPekoになりました。^^v
nice!をどうもありがとう~♪
by Peko (2010-01-26 10:43) 

綺華

私も長男の時お産に時間がかかって和痛分娩(無痛と違うのかな?)に
変更になって、自分では自然分娩のつもりだったから(判断は夫に任せた)
出産ってチョロイと思ってた事を思い出しました。
次男の時に後悔したけど(笑)

通院のため何度も名古屋に行ってる割にコメダにはまだ行ってないの。
ところが最近ウチの近くに2軒もコメダ珈琲店がある事がわかって
なんかありがたさ半減です(^_^;)

新米ママさんとパパさんの喜びはわかるけれど、新米バーバの気持ちは
もう少し後になってからわかりたいと思います(*^。^*)
by 綺華 (2010-01-30 10:04) 

Peko

※綺華さん、ご長男の時には和痛分娩だったのですか?
今、ネットで見てみたら、和痛は薬を使わないで痛みを和らげる・・・ってあったんだけど、
それで本当に和らぎましたか?
Qちゃんは麻酔を使ってもかなりの痛みだったようです。^^;
赤ちゃんの臍の緒が短かったことと回旋異常もあって、もうちょっとで帝王切開になるところだったようです。
お産には何が起きるかわからないリスクもあるので、お互いに、自分たちの子供にしろ、孫にしろ、無事に生まれてきてくれて本当によかったですね。

コメダがご近所に~!?しかも2軒も?(笑)
名古屋だけではなかったんですね~

バーバよりジージの方が、「今日は新しい写真ないのか?」って、楽しみにしてるようです。^^
お嫁さんの実家が近いから、私は楽ちんバーバです♪^^v
by Peko (2010-01-31 12:29) 

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