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☆☆☆カンテサンス [美味しい話]


今月の我が家のメインイベント。
前々から楽しみにしていた、初めての三ツ星レストラン潜入記です。^^
   
『Quintessence(カンテサンス)』 でのお食事、ランチに先日家族で行ってきました。

食べることが大好きな夫。
ゴルフを封印し、車にもお金をかけなくなった今は
こうしてたまにレストラン巡りをすることでストレスを発散させているのです。
そのお陰で一緒に美味しい思いをさせてもらってる私。有り難いです。^^v

35歳という若い岸田シェフのこのお店は予約を取るのも大変。
2ヶ月前から予約開始なんだけど、予約の時間帯はいつかけても話し中で繋がらないのです。
繋がったとしても、こちらの希望日時に空いてるかどうかが問題。
2ヶ月先まではほぼ満席の状態なのです。

予約もなかなか取れないとなると、どうしても食べてみたい気持ちが強くなり・・・^^;
ならばと、2ヶ月以上先の予定日を決めて、ちょうど2ヶ月前の予約開始日予約開始時間に
電話をかけました。
数回目で運良く繋がり、予約を入れることができました。^^v

予約時、好き嫌いを聞かれ、「内臓系が苦手なのが一人います。(私なのですけど^^;)」と。
個室だと写真撮影もOK(但し、フラッシュなし・シャッター音なしで)ということで個室を希望しました。
当日までわからないとのことでしたが、考慮してくれるそうなので伝えておきました。

地図を片手に恵比寿駅から歩いて15~20分くらいだったでしょうか。
道があってるのか不安に思い始めた頃、無事到着。^^

   

カンテサンス入口.jpg  

なんとも目立たない控え目な入口でしたね。^^

ドアを開けて中に入ると、シックなソファーが置いてあるウェイティングスペースがあり
奥に目をやると、いくつかのテーブル席が見えました。
お店の中はちょっと暗めの落ち着いた雰囲気。

とりあえずウェイティングスペースで一息ついた後、
可能であれば個室を・・・とお願いしてたところ、運良く個室に案内されました。^^v
個室は真ん中で区切って、この日は二つあったようです。

   

プレート.jpg    個室にて.jpg

  

テーブルにはお皿でなく店名の入った岩盤?プレートが。

まずはビールで乾杯[るんるん]

  

メニュー1.jpg

  

渡されたメニューにはシェフのメッセージが書かれていて・・・

   

メニュー2.jpg

  

右のページには 「白紙のメニュー」 がありました。^^

   

メニュー3.jpg

   

  

すべておまかせ料理の献立は全部で7種類。

   

とうもろこし未来.jpg    とうもろこし未来’.jpg

とうもろこし「未来」と塩だけで作ったコーンスープのようなものと皮包み焼き。

思わず「ぅわぁ~~」「おぉぉ~~」と3人共が笑顔になったくらいに美味しかった!^^

   

パン.jpg 身体に良さそうなパン。^^

   

山羊乳ババロア.jpg  ファーブルトン.jpg

左のは山羊乳のババロア、オリーブオイルがけ。
ゆり根とスライスアーモンド(?)をトッピング。
これは臭みもなく、油っぽくもなく、美味しい塩味が口に広がる不思議なものでした。

右は焼き菓子ファーブルトンをアレンジしたもの。
しっとりサクサクの焼き菓子部分にはそば粉も使っているそうで、
その上には貝柱のプリプリハーブソテー。
お菓子の~ようでお菓子でない、ベンベン♪ な感じ。^^;
「右の方が甘みを強くしてあるので、左から召し上がってみてください」との説明あり。
夫は甘さの変化がわかったそうですが、私にはわかりませんでした。
娘に至っては、「左の方が甘かった!」と。(謎)

  

ソムリエお薦めのワイン.jpg  メイン料理に合わせてソムリエが夫に薦めてくれたワイン。

  

魚料理:石鯛.jpg  肉料理:和歌山の豚.jpg

お魚料理は石鯛を使ったもの。
この石鯛、皮はパリッパリ、身は弾力のあるミディアムレアな感じ。
見事な「火入れ」を感じさせてくれました。
食用のほおずきを使ったソースは初めてでしたね~
赤オクラに衣をつけて揚げたものも美味しかったぁ~^^

肉料理は岸田シェフお得意の豚肉のロースト。この日は和歌山の豚さんでした。
火入れと熟成を繰り返すこと3時間。とってもジューシィな豚さんでした。^^
和の食材を使ったさっぱりとしたソースかお塩で。
添えられていたのはジャンボなトウガラシ。
かかっているのは胡麻ではなくて落花生の粉でした。
「一万本に一本、激辛なものがあるそうです。^^」との説明に
「もしそれだったら大当たり~~ってこと?」 と言うと 「そういうことですね。^^」 と。
ちょっとドキドキしながら口に入れましたが、3人共にセーフ(ハズレ?)でした。(笑)
   

   

ココナッツミルク.jpg  メレンゲのアイス.jpg

デザートは抹茶にチョコレート? 
ではなくって、これ、グリーンに見えるのはピスタチオオイル、
黒っぽいのはエスプレッソを更に煮詰めたものなんです。
そしてこの下には真っ白なココナッツクリームが隠れていました。
自分の匙加減ですくい取りながら食べるという、3つの色と味のコラボがとっても楽しい一品でした。

そして右はなんと、メレンゲのアイスクリーム。
あのメレンゲをどうやってアイスに???って思うよね~^^
泡立てた卵白を焼いて作ったメレンゲを砕いてアイスクリームに変身させるのだそう。
上から石川県の海水がかけてあるという驚きの逸品。
甘塩っぱ系スイーツでした。
   

   

コーヒー.jpg    紅茶.jpg

コーヒーはエスプレッソに近くて、私は普段使わないミルクとお砂糖をたっぷりかけて飲みました。
夫はエスプレッソのダブル、娘はお紅茶をいただきました。
ダージリンだというこの紅茶がまろやかで美味しかったなぁ~^^

  

ソースでいただくというイメージが強かったフランス料理ですが、
若き岸田シェフのお料理はメッセージにも書かれている通りのもの。
「素材」「火の入れ方」「味付け」
すべてにその心意気が感じられるお料理でした。
ソースが決して素材の味を壊さない、邪魔しない、という
素材そのものの味が大切にされているお料理でした。

そして感心したのはお塩!
このお塩の使い方が見事でした。

  

テーブルでお会計を済まして帰ろうとしたところ、ウェイティングスペースにて岸田シェフが登場。^^
華奢に見えた彼は照れ屋さんなのか、自ら言葉を発することはなかったけれど
私たちの言葉にはにこやかな笑顔で答えてくれました。

シェフと少しお話した後で、一緒に写真を・・・とお願いしたところ、スタッフのひとりが
「それは・・・・・・・・・ 」 と暫く沈黙した後 「いいですよ。もちろん!^^」 と。
お陰でみんな笑顔の記念ショットとなりました。

この黒服のオニイサン、プライベートではかなり楽しい人なんだろうなぁ~~^^

帰りはシェフとこのオニイサンがドアの外まで見送ってくれました。
暫く歩いて振り返ってみると、二人はまた深々とお辞儀をしてくれました。^^

ごちそうさまでした[るんるん][るんるん][るんるん]

  

さぁ~て、次はいつ・どこへ連れて行ってもらえるかなぁ・・・楽しみ。。。^^

 

 


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hana2009

お陰で☆☆☆レストランの探訪を、私もご一緒させていただきました。
凄い人気なのですね!
2ヶ月前からの予約開始に合せた電話って、まるでこれ人気ホテルかエアチケットの予約と同じですね。

フランス料理は、ソースが命って感じかと思っていましたが、素材重視のお塩の味でいかしたお料理の数々のよう・・・
サイトを拝見しましたら、お値段も私の思ったほどではなかったですね。

ムード満点で、親子の素敵な一時~☆
次のお出かけは、どこかなぁ~
それにしても、素敵なご主人様!


by hana2009 (2009-09-15 16:54) 

Peko

※hanaさん、おはようございます♪

予約してからの2ヶ月が早かったこと。^^
年々時の経つのが加速度がついて早くなってるようです。

美味しいものを食べるとやっぱり皆笑顔になりますね~
夫も仕事でのストレスを発散できたようで、よかったです。
ここだけの話(笑)、個人的には 青山のPさん>Qさんかな。(^^ゞ
でも岸田シェフが皆さんに挨拶をされるところは一期一会の精神を感じて好感が持てました。

そう何度も行けるわけではないので、次回も行ったことのない所に潜入しようと
すでに夫は候補をいくつか絞り込んでるようです。^^v
ただこういうお店って、お水も選ぶようになっていて料金がかかるし、お酒を飲むとお値段が跳ね上がってしまうので、そこんとこは悩ましいですね。^^;

こういう時の夫は素敵に見えますね~はい♪(爆)
家族でのひと時、大事にしたいと思っています。
by Peko (2009-09-16 10:29) 

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